山崎努、樹木希林さんとの共演を回顧 「現場ではものすごく元気で…」

2018年11月19日 / 14:26

樹木希林さんに思いをはせた山崎努

 「第10回TAMA映画賞」の授賞式が17日、東京都内で行われ、映画『モリのいる場所』に出演した俳優の山崎努が登壇した。

 本作は、30年間一歩も家の外へ出ることなく、庭の生命を見つめ、描きつづけた伝説の画家・熊谷守一(通称モリ)の生涯を描いたもの。本作に携わった沖田修一監督と山崎、故樹木希林さんはじめ、スタッフ・キャスト一同が同映画賞の「特別賞」を受賞した。

 山崎は「特別なことは何も起こらない映画。いろんな人が出入りしたり、電話がかかってきたりしますが、全く展開がありません。撮影中にこういう映画でお客さんが来てくれるのかなと思いました。もちろん沖田監督は自信があったでしょうが、僕はちょっと心配でした。でも(結果的に)いっぱい入ってくれました。そして喜んで、楽しんでくれました」と笑顔で振り返った。

 「特に特別賞はうれしいです」と語った山崎だが「ここに樹木希林がいればもっと良かったのですが残念です。仕方ありません」と9月に75歳で亡くなった樹木さんに触れ、無念さをにじませた。

 妻役の樹木さんとは「文学座」時代から50年以上の付き合いがあった山崎。共演はこれが初めてで「プライベートでもそんなに会ったことがなかった。実は(撮影に)入る前に病気でだいぶ体調が悪いと聞いてましたが、(現場では)ものすごく元気で。逆に僕が熱中症寸前でダウンしそうになりました。そして彼女に助けてもらいました」とエピソードを語った。

 今後の抱負について聞かれると「ないです。しばらく冬眠して、そのまま『あいつ、どうしたのかな…?』と言われて消えていきたいと思っております」と語り、静かにほほ笑んだ。


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