吉田羊“戦友”松永大司監督に感謝 「女優としての原点に立ち返らされた」

2018年10月20日 / 17:57

 映画『ハナレイ・ベイ』の公開記念舞台あいさつが20日、東京都内で行われ、出演者の吉田羊、佐野玲於、村上虹郎と松永大司監督が登壇した。

 本作は、村上春樹氏の短編小説集『東京奇譚集』に収録された同名小説を映画化。ハワイにたたずむ美しき湾・ハナレイ・ベイで死んだ息子(佐野)と、10年間向き合い続ける女性サチ(吉田)の姿を描く。

 本作のキャッチコピーにちなみ、「自分の人生にとって大切な人」を尋ねられた吉田は「たくさんいるのですが、今言えることは、この作品で共に闘った戦友である松永大司監督です。(撮影を通して)女優としての原点に立ち返らされる思いもしたし、私の女優人生で非常に大切な存在となりました」と答えた。

 また「監督は、この作品を撮った後もどんどん先に進まれている。そういった背中を見ていると、うっかりしていると私はあっという間に置いてきぼりを食うなと焦る気持ちもある。いつかまた監督に『一緒に撮りましょう』と言われる俳優になりたいです」と言葉に力を込めた。

 これを聞いた松永監督は「吉田さんには、本当に頑張ってもらったと思う。見る人にも映画の好き嫌いはあるけど、この作品には吉田さん、玲於、虹郎の生きざまみたいなものが刻まれていて“この人たちすごいな”と思うところまでは到達できたと思う。初日の感想を見ると、役者に対しての評価が高いのが何よりも僕はうれしい」と語った。

 この日は、息子のタカシを演じた佐野が、撮影地でひそかに購入していたアメジストのお守りをサプライズで吉田にプレゼントした。

 佐野が「羊さんを救うアイテムになればいいなと思って…」と思いを明かすと、吉田は「相当うれしいです。私の誕生石はアメジスト。息子の愛を感じます。やだ、泣いちゃう…」とすっかり感激した様子。

 改めて「俳優としてターニングポイントとなったこの作品を、佐野くんも虹郎くんも同じように大切に思ってくれていることが伝わってきた。本当にいいチームで作品を作れたことに感謝します」と笑顔を見せた。


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