菅田将暉「僕はテディベアみたいだったでしょ」 趣里、エキセントリックな役に共感 

2018年10月22日 / 15:02

趣里(左)と菅田将暉

 映画『生きてるだけで、愛。』の完成披露上映会が20日、東京都内で行われ、出演者の趣里、菅田将暉、仲里依紗、西田尚美、石橋静河、織田梨沙と関根光才監督が登壇した。

 本作は、本谷有希子氏の同名小説を映画化。過眠症のせいで引きこもり状態の寧子(趣里)と、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れながらも寧子との同居を続ける津奈木(菅田)の関係が、元カノ(仲)の登場で徐々に変化するさまを描く。

 趣里は「脚本を読んだときに、ものすごいエネルギーを感じたので、その初期衝動を大切に演じました。外から見たら難のあるキャラクターだけど、生きていたら楽しいことだけではなく、悲しいこと、どうしようもないこともある。なので、寧子にたくさん共感できる部分がありました」と役柄への思いを語った。

 菅田との共演については「楽しかったです。菅田さんはとても自然体の方。現場でも本当にこのままでいてくださって、寧子のちょっとエキセントリックな部分をしっかり受けとめてくれました」と感謝し、撮影の合間に菅田からボクシングを教わったエピソードも披露した。

 逆に菅田は、趣里からストレッチを教わったそうで「(趣里は)体がすっごい柔らかくて、こっちはごっつ硬いから。(僕は)テディベアみたいだったでしょ」と振り返り、笑わせた。

 また映画にちなみ「相手と気持ちがつながった瞬間」について聞かれた趣里は「言葉じゃない。舞台をやっていると、お客様と通じ合える瞬間がある。実際に顔が見えているわけではないけど、空気で何かを感じときがあって、そんなときは本当に幸せです」と答えた。

 一方、菅田は「コンビニに入ったら、『愛が~』と俺の曲(『さよならエレジー』)が流れ、店員さんと目が合った。“この曲かけたのこの人かな?”って。有線かもしれないけど、その瞬間は間違いなくシンクロしていました」と語り、笑わせた。

 仲は夫で俳優の中尾明慶とのエピソードを披露。「旦那さんの仕事が終わるころかな?と思って、『終わった?』と聞くのと同時に『終わった』とラインがくることが結構ある。分かり合えているのかなって…」と幸せそうに語った。

 映画は11月9日から新宿ピカデリーほか全国ロードショー。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「また野木亜希子さんの脚本にやられた」「結局、生きていくことが最大のミッションなんだな」

ドラマ2025年12月17日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、16日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は … 続きを読む

Willfriends

page top