X


有村架純「平成が終わらないうちに家族旅行を」 「1泊でも行ける場所があれば…」

主演の有村架純

 映画『コーヒーが冷めないうちに』の大ヒット舞台あいさつが1日、東京都内で行われ、主演の有村架純と塚原あゆ子監督が登壇した。

 本作は、座ると望んだ時間に戻ることができる不思議な席がある喫茶店を舞台に、さまざまな後悔を抱えた客がタイムスリップする様子を描く。

 喫茶店で働く主人公・時田数を演じた有村は、塚原監督の演出もあり「物語の序盤は、淡々と仕事をするミステリアスな女性をイメージしながら演じた」という。

 それと同時に「喫茶店に常連さんが来てくれるということは、人柄としてはどこか包み込むような柔らかさ、母性のある人なのかな…と考え、ミステリアスさと、自分の中の少しの母性を合わせて演じるように心掛けました」と役作りを振り返った。

 この日は、映画のタイトルに絡め「平成(ヘーセー)が終わらないうちに」しておきたいことを2人が発表した。

 有村は「家族旅行」と書いたフリップを掲げ「時間がなかなか取れず、実はまだ連れていってあげたことがなくて…。できれば平成が終わらないうちに連れて行けたらいいなと思います。温泉でも。1泊でも行ける場所があれば…」と語り、ほほ笑んだ。

 塚原監督は「架純ちゃんと祝杯をあげる」と書いたフリップを披露し「この映画の後に彼女ともう1本連ドラをスタートさせてしまったので、平成が終わる前に一度(映画成功の)祝杯をあげたい」と回答。

 司会者から「何を食べに行きたい?」と尋ねられた有村は「そうですね。やっぱり体力勝負なのでお肉ですかね」と声を弾ませた。

 最後に改めて有村への思いを問われた塚原監督は「撮影には1カ月かかったのですが、その間、架純ちゃんの中には数ちゃんと(本人の)2人の人格がずっと一緒にいる感じで。それを維持しながら仕事をするのは、大変なこと。支えてあげたいけど、やはりそれはご本人だけが抱えている世界なんだな…と感じて。一緒に闘えて光栄でした」と感謝の言葉を述べた。

 「うれしい」と感無量な表情を浮かべた有村は「塚原監督は、人に対して真摯(しんし)に向き合ってくださる監督さんなので、一緒にいると幸せな気持ちになります。(今も)別の作品でご一緒していますが幸せです」と頬を緩ませた。

塚原あゆ子監督(左)と有村架純

芸能ニュースNEWS

「ブルーモーメント」 “ハルカン”山下智久と“優吾”水上恒司のバディに胸熱 「ハルカンと雲田の過去が悲しい」

ドラマ2024年5月2日

 山下智久が主演するドラマ「ブルーモーメント」(フジテレビ系)の第2話が、1日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、同名コミックが原作。 内閣府直属チームSDM(特別災害対策本部)気象班統括責任者・晴原柑九朗(通称ハルカン、山下 … 続きを読む

清原果耶が撮影秘話 『青春18×2 君へと続く道』5月3日(金)から全国公開

ドラマ2024年5月2日

 本作は、台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2 日本慢車流浪記』を原作とし、藤井道人が脚本・監督を務め、台湾の人気スター、シュー・グァンハンが演じるジミーと、日本の若手実力派の清原果耶が演じるアミが、「日本×台湾」「1 … 続きを読む

氷川きよし、2年ぶりの劇場コンサートツアー決定 10月に福岡から全国4都市で開催

2024年5月1日

 2022年末より歌手活動を一旦休止していた氷川きよしが、10月から「氷川きよし25周年記念劇場コンサートツアー」を開催することを発表した。  2000年「箱根八里の半次郎」でデビュー以来、多くのファンを魅了し続けてきた氷川。22年には、6 … 続きを読む

「お迎え渋谷くん」“渋谷大海”を演じる京本大我が「漫画の中の人間みたい」 “大崎”宮近海斗との直接対決にも注目集まる

ドラマ2024年5月1日

 京本大我が主演するドラマ「お迎え渋谷くん」(カンテレ・フジテレビ系)の第5話が、30日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、蜜野まこと氏の同名漫画が原作。恋をしたことがない売れっ子俳優・渋谷大海(京本)が、保育士の青田愛花(田 … 続きを読む

「Destiny」“真樹”亀梨和也の“12年越しのバニラアイス”に反響集まる 「ずっと覚えていたんだね」「泣いちゃったよ」

ドラマ2024年5月1日

 石原さとみが主演するドラマ「Destiny」(テレビ朝日系)の第4話が、30日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、主人公の検事・西村奏(石原)が、学生時代の恋人・野木真樹(亀梨和也)と12年ぶりに再会を果たしたことで青春時代 … 続きを読む