中井貴一、盗賊・雲霧仁左衛門は「理想のリーダー像」 「彼の持つポリシーが響くように」

2018年8月20日 / 16:35

(左から)内山理名、中井貴一、國村隼、永山絢斗

 BS時代劇「雲霧仁左衛門4」の試写会が8月20日、東京都内で行われ、中井貴一、國村隼、内山理名、永山絢斗が出席した。

 本作は2012年から放送した時代劇「雲霧仁左衛門」シリーズの第4弾。池波正太郎の小説を原案に、雲霧仁左衛門(中井)率いる盗賊と、彼らを捕獲しようと奮闘する火付盗賊改方長官・安部式部(國村)との攻防を描く。

 シーズン4を迎え、主演の中井は「正直、ここまで来られるとは思っておりませんでした。時代劇が少なくなっている中で、時代劇を続けていく勇気を持つことは後々の私たちの世界にとって大切。ある意味、悪が主役になっている話は、エンターテインメント性があって面白いのではないかなと思ってずっとやってきました」とあいさつ。

 演じる雲霧については「盗む行為はいけないことです。でも、その中に秩序を持たせる彼の統率の仕方は、変な言い方ですけど理想のリーダー像に見えた。彼の持っているポリシーのようなものが、いつも心に響くと思いながら演じてきました」と話した。

 トークでは、時代劇ならではのエピソードについても、出席者がそれぞれ紹介。中井が「セリフにしても現代劇で目を見つめ合うとこっぱずかしくなりますが、時代劇だと自然にできるというか、時代劇はすべてを和らげてくれる力があると感じました」とコメント。

 國村は火事装束を着用したときの暑さについて、「火の粉がかかっても燃えないように、ものすごく分厚いです」と説明。「今回は季節も大丈夫かと思ったら、河原で半日ほど午前中から撮影する日があり、見事に陰も風もなくて、頭の中がサウナ状態でした」と苦労を振り返った。

 雲霧を助けるお千代役の内山は、琵琶湖での撮影について「まるでアマゾンみたいだった」と振り返り、ロケでいろいろな土地に行ける楽しさを語った。本作からシリーズに参加した永山は「頭だけでもかつらが5パターンくらいありまして、色々な髪形ができたのがうれしかったです」と振り返った。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まるで『鎌倉殿の13人』と同じような黒い話になってきた」「最終回は、蓬莱くん(神木隆之介)が何か仕掛けるのか」

ドラマ2025年12月11日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第10話が、10日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超 … 続きを読む

「スクープのたまご」最終章 “謎のサングラス男”の正体が判明 「黒幕感がすごい」「面白い展開になってきた」

ドラマ2025年12月10日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第10話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、若き新人記者 … 続きを読む

「娘の命」優奈の夫“明彦”内藤秀一郎の裏切りが判明 「沙織がヤバ過ぎる」「田中笑太郎くんが出てきてびっくり」

ドラマ2025年12月10日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第10話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」最終話 “勝男”竹内涼真と“鮎美”夏帆の結末に反響 「勝男ロス過ぎる」「スペシャルドラマに期待」

ドラマ2025年12月10日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の最終話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回前の怒涛の展開に反響 「すごい展開だった」「最終回で全て回収できるのか」

ドラマ2025年12月10日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫 … 続きを読む

Willfriends

page top