蒼井優「生瀬さんにぶつかっていきたい」 生瀬は蒼井を「存在感が素晴らしい」と絶賛

2018年1月8日 / 18:53

初日前会見に登場した蒼井優(左)と生瀬勝久

 舞台「アンチゴーヌ」の初日前会見&公開舞台稽古が8日、東京都内で行われ、出演者の蒼井優と生瀬勝久が登場した。

 本作は、権力者として政治の責任を貫く冷静な王クレオンと、自分の良心に従い、自己の信念を貫くアンチゴーヌの対立を描く悲劇。

 アンチゴーヌを演じる蒼井は「明日から初日で、演出家の方から『うそのない舞台にしましょう』という言葉を頂いたんですけど、毎回公演ごとに真実は変わってくるので、何が本当かということを大切にしながら、1回ずつ頑張っていきたいです」と意気込みを語った。

 一方、クレオンを演じる生瀬は「手応えのあるお芝居に仕上がりました。この作品を蒼井さんと2人で演劇史の歴史に残るものにする自信があります。ご期待ください」とアピールした。

 役者としては初共演の二人。「お互いの印象は?」と聞かれると、蒼井は生瀬について「舞台上ではすごすぎて飲み込まれそうになるんですけど、アンチゴーヌもそうだったと思うので、蒼井優としてもクレオン王の生瀬さんに思いっきりぶつかっていきたいなと思います」と答えた。

 生瀬は、蒼井の印象について「2009年に(演出家として蒼井を)演出した時に、役者になるために生まれてきたんだなという印象だったんですけど、役者として対峙(たいじ)したときに、自分の技が掛からない、通り抜けちゃうみたいな感じの、力だけではどうにもならない女優さんです。存在感が素晴らしいです」と絶賛した。

 また「理想に生きる子どものアンチゴーヌと、リアリストで大人のクレオン、自分はどっちのタイプ?」と質問されると、蒼井は「アンチゴーヌを演じるからには、アンチゴーヌに100パーセント染まりたいなと思うんですけど、私はどちらの気持ちも分かる中途半端なタイプです」と答えた。

 生瀬は「僕はアンチゴーヌです。僕は嫌なときは『嫌だ』っていいます」と答えて笑いを誘った。

 舞台は9日~27日、都内・新国立劇場 小劇場ほかで上演。


芸能ニュースNEWS

「新東京水上警察」”日下部”加藤シゲアキと“礼子”山下美月の関係が暗雲か… 「日下部と礼子の距離が離れていきそうな予感」

ドラマ2025年10月22日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第3話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「スクープのたまご」芸能人の張り込みシーンは「ヒヤヒヤした」 “桑原”本島純政の記者の苦悩に「胸がいっぱいになった」

ドラマ2025年10月22日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第3話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“レイコ”齊藤京子が“理佐子”峯岸みなみに復讐 「元日向坂46と元AKB48の対決がいい」「峯岸みなみの熱演がすごい」

ドラマ2025年10月22日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第3話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真の演技が「解像度が高くて笑える」 「“椿”中条あやみとのキミセカコンビが似合っていて好き」

ドラマ2025年10月22日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第3話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「何がなんだか分からないストーリーがかえって面白い」「見た人の多くが宮崎あおいに恋したに違いない。大泉洋になりたいって心から思った」

ドラマ2025年10月22日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第1話が、21日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子 … 続きを読む

Willfriends

page top