大野拓朗「プレッシャーは特にない」 伝説の「IWGP」初舞台化で主演

2017年12月22日 / 21:05

主演の大野拓朗

 舞台「池袋ウエストゲートパーク SONG&DANCE」の囲み取材が22日、東京都内で行われ、出演者の大野拓朗、矢部昌暉(DISH//)、染谷俊之が出席した。

 本作は、石田衣良氏原作の『池袋ウエストゲートパーク』(IWGP)を、ミュージカル舞台化したもの。池袋西口公園にたむろする若者、警官、町の人々、悪の黒幕が登場し、いつの時代も変わることのない争いや友情を描く。2000年に連続ドラマ化された際には、社会現象を巻き起こし、爆発的なヒットを記録した。

 主人公の青年マコトを演じる大野は「よく『ドラマのイメージが強いからそれがプレッシャーじゃない?』と聞かれますが、特にないです。今回はミュージカルということで、また別物という感覚。客席との距離もとにかく近い。ものすごい臨場感の中で、みんなが舞い踊る姿を楽しんでもらえたら」と語り、笑顔を見せた。

 現在放送中のNHK連続テレビ小説「わろてんか」にキース役で出演している大野は、朝ドラ撮影の合間を縫って、東京での稽古に励んできた。

 「往復は大変じゃない?」と聞かれると、大野は「おかげさまで。でも、どっちの現場も楽しくてめちゃくちゃ刺激的です。キースはちょうど今、新しい芸を身に付けるために試行錯誤しているところですが、僕も舞台で主演を張らせてもらうということで、自分への挑戦、闘い、成長の時期。キースと(内面で)かぶる部分があるので、やりがいを感じています」と語った。

 レッドエンジェルスのリーダー・京一役の矢部は、大野に「芝居やダンスで引っ張ってくれる頼もしい存在」と信頼を寄せ、G-Boysのキングことタカシ役を演じる染谷も「(現場を)すごく明るくしてくれる存在。これは再演なんじゃないかと思うぐらい、みんなが仲良くなれた」と大野の座長ぶりをたたえた。

 舞台が上演される東京芸術劇場は、池袋西口公園の目の前に位置する。役作りのため「西口公園を散策した?」と聞かれた大野は「改めて来たということはないです。僕の庭なので。大学も(近くの)立教(大学)だったので、イベントなどをやった後にたまる場所はここでした」と明かして、笑わせた。

 舞台は23日~2018年1月14日、都内・東京芸術劇場シアターウエスト、1月19日~21日、兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールで上演。

(左から)矢部昌暉、大野拓朗、染谷俊之


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