ビートたけし、“大河の顔”に大抜擢も「意味が分からない」 森山未來、たけしと二人一役に「アガりました」

2017年11月29日 / 17:15

大河ドラマの「顔」となる古今亭志ん生役を演じるビートたけし

 宮藤官九郎が脚本を手掛ける、NHKの2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の古今亭志ん生役発表会見が29日、東京都内で行われ、ビートたけし、森山未來、神木隆之介、橋本愛、峯田和伸、川栄李奈、松尾スズキが出席した。

 本ドラマは“日本で五輪に初参加した男”金栗四三(中村勘九郎)と“日本に五輪を呼んだ男”田畑政治(阿部サダヲ)、2人の主役をリレーしながら、1912年「ストックホルム」から1936年「ベルリン」、1964年「東京」までの3大会を中心に、知られざる五輪の歴史を描くもので、物語は希代の落語家・古今亭志ん生の落語によって語られる。

 志ん生の波乱万丈な人生は劇中でも描かれており、まさにドラマの顔となる志ん生役を演じるたけしは、「子供時代に親と末廣(亭)、鈴本(演芸場)あたりで見たことがあって、全盛期のものはDVDで持っていたり、落語家として一番尊敬する方なので、その役が来たことはうれしくてしょうがないです」と喜びのコメント。「ほとんどの仕事にプレッシャーがかかったことはないけど、今度は久々に夜中に落語をやったりして頑張っています。国宝みたいな人だから、少しでもそんな感じが出ればいいな」と望んだ。また、「宮藤さんの脚本とか芝居は嫌いじゃない。台本を読んでも(宮藤の)世界が分かる感じだった。非常に楽しみです」と期待を寄せた。

 しかし、いつも通りのたけし節もさく裂。「なぜ、俺を大河に使ってくれたのか意味が分からない」と首をひねると、「大河は収録が長くて頭が痛くなっちゃうので、どうにかならないかな」とぼやき、会場の笑いを誘った。

 一方、若き日の志ん生・美濃部孝蔵役の森山は、たけしと二人一役を務めることを知ったときの心境を「アガりました。すごいことだと思いました」と明かし、自分らしい孝蔵を作り出したいという思いも語った。宮藤とは舞台「R2C2 ~サイボーグなのでバンド辞めます!~」(2009)でタッグを組んでおり、宮藤が脚本を手掛けた連続テレビ小説「あまちゃん」(2013)のファンでもあるため、「脚本や演出に対して不安に思っていない。信頼してやらせてもらおうかなと思っています」と声を弾ませた。

 そのほか、神木は志ん生の弟子・五りん、橋本は浅草の遊女・小梅、峯田は浅草の人力車夫・清さん、川栄は五りんの彼女・知恵、松尾は伝説の落語家・橘屋圓喬を演じる。


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