土屋太鳳、スピーチ中に思わず涙 「いつの間にか“でこぼこな心”に」

2017年11月18日 / 20:42

スピーチ中に涙を流した土屋太鳳

 「第9回TAMA映画賞」の授賞式が18日、東京都内で行われ、最優秀新進女優賞を受賞した土屋太鳳、石橋静河ほかが登壇した。

 土屋は『トリガール!』『PとJK』『兄に愛されすぎて困ってます』などでの演技が認められて受賞した。スピーチでは、これまでの葛藤を振り返り、思わず涙を流す場面もあった。

 土屋は「映画の扉をたたいてから12年。少しずつ必死にその扉をこじ開けながら、本当にたくさんの言葉に出会いました。温かい何かが心からあふれる言葉もあれば、冷たい何かが心をえぐるような言葉もあって…」と語りながら、涙で声を詰まらせた。

 観客から「頑張れ!」と声を掛けられた土屋は、改めて「いつの間にか“でこぼこな心”になっていましたが、今回、受賞理由で言っていただけた言葉は“それでいいんだよ”と包み込んで下さるような、背中を押して下さるような言葉でした」としみじみ語った。

 受賞理由は「どの役にもひたむきに向き合い、あふれる笑顔と抜群の運動神経で演じ切る姿は、観客の心をわしづかみにした」というものだった。土屋は「この言葉を胸に、これから女優として歩いていきます」と決意を語り「作品を通して出会った、全ての人、全ての時間に心から感謝を伝えたいと思います」と語り、目を潤ませた。

 土屋は、今後の抱負として「こんな役を演じたいというよりは、どんな役でも演じ切れる女優になりたいと思います。静かな役でも激しい役でも、人として“野生”を感じられる演技を目指したいと思います」と言葉に力を込めた。

 また、『散歩する侵略者』で最優秀作品賞を受賞した黒沢清監督の『トウキョウソナタ』でスクリーンデビューを果たした土屋は「今日、黒沢監督とお会い出来るのが本当にうれしくて…。また新たなスタートを切れるのではないかなと思います」と喜んだ。

主な受賞者は以下の通り。

最優秀作品賞
『散歩する侵略者』(黒沢清監督、及びスタッフ・キャスト一同)
『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(石井裕也監督、及びスタッフ・キャスト一同)

最優秀男優賞
浅野忠信(『幼な子われらに生まれ』『沈黙 -サイレンス-』『淵に立つ』『新宿スワンⅡ』)
池松壮亮(『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『続・深夜食堂』『デスノート Light up the NEW world』『永い言い訳』)

最優秀女優賞
満島ひかり(『海辺の生と死』『愚行録』)
長澤まさみ(『散歩する侵略者』『銀魂』『追憶』『金メダル男』)

最優秀新進男優賞
間宮祥太朗(『トリガール!』『帝一の國』『劇場版 お前はまだグンマを知らない』『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』)
高杉真宙(『逆光の頃』『散歩する侵略者』『トリガール!』『想影(おもかげ)』『ReLIFE リライフ』『PとJK』

最優秀新進女優賞
石橋静河(『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『PARKS パークス』『密使と番人』)
土屋太鳳(『トリガール!』『PとJK』『兄に愛されすぎて困ってます』『金メダル男』)


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