映画『こいのわ 婚活クルージング』の初日舞台あいさつが１８日、東京都内で行われ、出演者の風間杜夫、片瀬那奈、藤田朋子、町田啓太、八嶋智人、金子修介監督ほかが登場した。
本作は、６５歳のバツイチ実業家と３５歳の独身編集者が、婚活パーティーを通して、衝突し合いながらも恋を成就させるラブコメディー。
風間は「こんなすてきな女性とハッピーエンドになれるなんて、おとぎ話、ファンタジーですよ。現実にはあり得ない」とうれしそうに語った。
片瀬が「（役柄が）ほぼ（自分と）同じ設定と環境で、切実な問題でした。でも、風間さんのせいで、今までは年上が駄目だったのに、いろいろな経験をされて、何百倍もいろんなことを知っている方と、対等に言い合ったりできるのはすてきだと思った。キュンキュンしていました」と語ると、風間は「にじみ出てくるものがあるんでしょうね」と自賛しながら、さらに頬を緩めた。
片瀬は「婚活パーティーは敷居の高いものだと思っていたけれど、出会いの場として楽しいと思えた。少し勇気が持てたので、多分行きます」と語り、「クリスマスもいい思い出がないので、作りたい。今すぐどうぞ。お待ちしています」と恋人募集宣言まで飛び出した。
だが、八嶋が「（パーティーで）他の女性は、すげえ迷惑に思うでしょうねえ」とちゃかし、藤田も「きれい過ぎるのも損よね」と話して、片瀬を苦笑させた。
それでも片瀬は「幾つになっても、恋をすることはすてきだと思える映画。どんどん恋してハッピーになってください」とアピール。風間も「広く見ていただき、ときめいてくださることを希望します」と期待を口にした。
