東出昌大、染谷や夏帆と「本当に仲はいいんです」 黒沢清監督、3人を「すごい俳優」と絶賛

2017年11月11日 / 13:49

(左から)東出昌大、夏帆、染谷将太、黒沢清監督

 『予兆 散歩する侵略者 劇場版』の初日舞台あいさつが11日、東京都内で行われ、出演者の夏帆、染谷将太、東出昌大、黒沢清監督が登場した。

 本作は、映画『散歩する侵略者』のスピンオフとしてWOWOWで放送されたサスペンスドラマ。反響を受けて、劇場公開された。

 夏帆は「撮影していた時から劇場版として世に出せたらと話していたんですけど、本当に実現できてうれしいです」と喜びを語った。

 染谷は「いい意味で気味の悪い映画で、僕はそれが大好きでして、皆さんも面白いと思ったら広めてくれたらうれしいです」とアピールした。

 東出は「僕は黒沢清監督の映画が大好きで、僕の友人も黒沢作品が好きな人が多くて、友人からこの作品を見た後に『本当に監督の映画だ』って言ってもらえて、それが誇らしくてうれしくて。監督の新しい作品の誕生に立ち会えてうれしかったです」と話した。

 黒沢監督は「ほぼ3人だけのキャストですけど、すごくないですか、この3人の俳優は。日本映画は俳優のすごさで持っている、映画は、すごい俳優が3人いれば出来上がってしまうというのを実感した作品です」と3人を絶賛した。

 撮影現場ではあまり会話をしなかったというキャストの3人。「理由は?」と聞かれると、東出は「3人ともマイペースなんです。昼食の時は共演者同士って、一緒に食べようよとかやるんですけど、あれ、染ちゃんもう食べている・・・みたいな感じで。で、行ってみようかなと思って、すーっと行くと、一緒に食べることになる感じです。本当に仲はいいんです」と明かした。


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