黒沢清監督、長澤まさみに「最初はおびえていた」 煮え切らない返事で誤解を招く

2017年9月16日 / 13:42

主人公・加瀬鳴海を演じた長澤まさみ

 映画『散歩する侵略者』スペシャルトークイベントが15日、東京都内で行われ、出演者の長澤まさみと黒沢清監督ほかが出席した。

 夫の異変に戸惑いながらも夫婦の再生のために奔走する主人公・加瀬鳴海を演じた長澤は「油断していると撮影がどんどん進んでいって終わっちゃうような現場でした。監督は撮っていくのが早いので、そのペースに負けないようにお芝居を準備していくプレッシャーが日々あったという感じ」と“黒沢組”での初めての撮影を振り返った。

 夫婦を演じた松田龍平からクランクイン前に「黒沢監督の現場は一発本番らしいよ」と聞いていたそうで、「それを聞いていて良かったと、撮影初日に思いました」と語った。

 対する黒沢監督は長澤について「煮え切らない感じがあって、嫌がっているのかなと不安な気分に…。ビクビクした現場で、最初はおびえていました」と衝撃的な第一印象を明かした。

 ばつが悪そうに聞いていた長澤は「昔からよく言われるんですよね。やる気がなさそうとか、怒っているのかとか。自分のその時の感情を人に伝えるのが恥ずかしいタイプです」と苦笑。

 黒沢監督も撮影が進むに連れ長澤を理解していったようで、「芝居になると自分のやるべきことを瞬時に理解して、あっという間に素晴らしい演技に到達できる。とにかく芝居がうまい方でした」と語った。

 上映後のイベントとあって映画を鑑賞したファンの前でしか話せないディープな話題にも言及し、最後に長澤は「出られて良かったと思える作品と今のこの年齢で出会えたことは幸運だったなと本当に思っています。長く愛される映画になったらなと思います」と語った。

トークイベントを行った長澤まさみ(左)と黒沢清監督


芸能ニュースNEWS

「ぼくたちん家」“玄一”及川光博の言葉「50歳もちゃんと楽しい」に反響 「生きる希望を感じた」「50歳の楽しみ方がすてき過ぎる」

ドラマ2025年11月17日

 及川光博が主演するドラマ「ぼくたちん家」(日本テレビ系)の第6話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  心優しきゲイのおじさん・波多野玄一(及川)は、作田索(手越祐也)と“いい感じ”になってきたのに、初恋の人・鯉登(大谷 … 続きを読む

「ザ・ロイヤルファミリー」「ロイヤルホープ、最後の有馬記念に感動」「まだ中盤なのに最終回のごとき盛り上がり」

ドラマ2025年11月17日

 日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)の第6話が、16日に放送された。  妻夫木聡主演の本作は、早見和真の同名小説をドラマ化。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間 … 続きを読む

「イイワル」“4人目の犠牲者”に視聴者衝撃 「ラスト5分に怖さが密集してた」「黒幕の口封じか」

ドラマ2025年11月17日

 間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の第6話が、15日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  連続殺人事件の真相を追う高木将(間宮)と猿橋園子(新木)が4件目の被害を食い止めようと奔走する中、 … 続きを読む

「ひと夏の共犯者」ラストの月夜のシーンに「2人の心が美し過ぎる」 「“巧巳”橋本将生が“眞希”恒松祐里を抱き締める姿が泣けた」

ドラマ2025年11月17日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の第7話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「最後は皆に帰ってきてほしい」「話がとっ散らかったままどんどん膨らんでいく」

ドラマ2025年11月13日

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第7話が、12日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

Willfriends

page top