エンターテインメント・ウェブマガジン
制作発表に出席した高畑淳子
舞台「土佐堀川 近代ニッポン―女性を花咲かせた女 広岡浅子の生涯」制作発表が23日、東京都内で行われ、出演者の高畑淳子、赤井英和、南野陽子、田山涼成、葛山信吾、三倉茉奈、紫とも、篠田光亮、越智静香と演出を手がける田村孝裕氏が出席した。
本作は、波瑠が主演したNHKの連続テレビ小説「あさが来た」の原案となった小説を舞台化。激動の時代を勝ち抜いた、不屈の女性実業家・広岡浅子のドラマティックな人生を描く。制作発表は「女性にも学問を」との思いから設立に貢献した日本女子大学を会場に、同大学講師による広岡浅子の生涯に関する講義も行われ、キャスト陣がそろって聴講した。
高畑は「非常にタフな女性。本も非常にタフなものになっています。生きて終われるようにと思っています」と意気込みを語るとともに、演じる浅子の年齢を「17歳から54歳となっていましたが、一幕ではこれをかけてくださいと(度数の)違うめがねをお客様方にお渡ししたい」と不安な表情を浮かべた。
また、息子の高畑裕太が強姦致傷容疑で逮捕され、後に不起訴となった事件からちょうど1年。会見前には関係者から「舞台に関係ない質問はNG」とくり返し呼びかけがあったが、仕切り直しての囲み取材では高畑の現在の心境を聞こうと、報道陣による質問が飛んだ。
「九回転んでも十回起き上がればいい!」の精神で生涯を生き抜いた主人公の浅子と比較し、自身も「あまり数えたことはないけど、同じくらい転んでいると思います」。ぽつり。「私の友達に都合の悪いことは全部忘れる人がいますが、そういう立ち上がり方のような気がします。時間がかかるししつこいので、忘れないと思ったことは死ぬまで忘れない。絶対に忘れない」と自己流の“起き上がり方”を明かした。
実業家としての活躍とともに子育てに奮闘する母親としての葛藤も描かれており、高畑自身の子育てについて「子どもさんが反抗期で…」と切り出したレポーターの口をふさいで質問を遮る場面も。娘役の三倉が「お母さんをいじめないで」と助け舟を出し、高畑も「ごめんなさい、暴力的ですよね。お仕事なのはわかりますけど、お察しください…」と謝罪し理解を求めた。
舞台は10月4日~28日に東京・日比谷シアタークリエで上演。
広岡浅子の支援のもと日本女子大学を設立した成瀬仁蔵の旧邸で写真撮影が行われた
ドラマ2025年5月19日
川栄李奈が主演するドラマ「ダメマネ! ーダメなタレント、マネジメントしますー」(日本テレビ系)の第5話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作はかつて国民的天才子役として名をはせた神田川美和(川栄)が、過去を隠し「隅田川道 … 続きを読む
ドラマ2025年5月18日
正門良規(Aぇ! group)が主演するドラマ「ムサシノ輪舞曲」(テレビ朝日系)の第5話が、17日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作は、お隣の10歳年上のお姉さん・武蔵原環(高梨臨)を幼い頃から思い続けるも、「家族同然の弟」枠 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年5月16日
舞台「Take Me Out」初日前会見&公開ゲネプロが16日、有楽町よみうりホールで行われ、出演者の玉置玲央、三浦涼介、原嘉孝ほかが登壇した。 本作は、メジャーリーグを舞台に同性愛者であることを告白した名選手とそのチームを描いた作品で … 続きを読む
ドラマ2025年5月16日
「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系)の第4話が、15日に放送された。 本作は、西香はち氏の同名コミックを原作に、昭和11年を舞台に、突然舞い込んだ縁談から帝国海軍に勤める江端瀧昌(本田響矢)と交際ゼロ日婚したなつ美(芳根京子)の … 続きを読む
ドラマ2025年5月16日
「PJ ~航空救難団~」(テレビ朝日系)の第4話が、15日に放送された。 本作は、航空自衛隊航空救難団に所属する救難員(通称PJ/パラレスキュージャンパー)を育てる救難教育隊の教官・宇佐美誠司(内野聖陽)と、選抜試験を突破した訓練生たち … 続きを読む