高畑淳子、報道陣の口ふさいで息子裕太の質問回避 子育ての葛藤問われるも「お察しください」

2017年8月23日 / 16:56

 舞台「土佐堀川 近代ニッポン―女性を花咲かせた女 広岡浅子の生涯」制作発表が23日、東京都内で行われ、出演者の高畑淳子、赤井英和、南野陽子、田山涼成、葛山信吾、三倉茉奈、紫とも、篠田光亮、越智静香と演出を手がける田村孝裕氏が出席した。

 本作は、波瑠が主演したNHKの連続テレビ小説「あさが来た」の原案となった小説を舞台化。激動の時代を勝ち抜いた、不屈の女性実業家・広岡浅子のドラマティックな人生を描く。制作発表は「女性にも学問を」との思いから設立に貢献した日本女子大学を会場に、同大学講師による広岡浅子の生涯に関する講義も行われ、キャスト陣がそろって聴講した。

 高畑は「非常にタフな女性。本も非常にタフなものになっています。生きて終われるようにと思っています」と意気込みを語るとともに、演じる浅子の年齢を「17歳から54歳となっていましたが、一幕ではこれをかけてくださいと(度数の)違うめがねをお客様方にお渡ししたい」と不安な表情を浮かべた。

 また、息子の高畑裕太が強姦致傷容疑で逮捕され、後に不起訴となった事件からちょうど1年。会見前には関係者から「舞台に関係ない質問はNG」とくり返し呼びかけがあったが、仕切り直しての囲み取材では高畑の現在の心境を聞こうと、報道陣による質問が飛んだ。

 「九回転んでも十回起き上がればいい!」の精神で生涯を生き抜いた主人公の浅子と比較し、自身も「あまり数えたことはないけど、同じくらい転んでいると思います」。ぽつり。「私の友達に都合の悪いことは全部忘れる人がいますが、そういう立ち上がり方のような気がします。時間がかかるししつこいので、忘れないと思ったことは死ぬまで忘れない。絶対に忘れない」と自己流の“起き上がり方”を明かした。

 実業家としての活躍とともに子育てに奮闘する母親としての葛藤も描かれており、高畑自身の子育てについて「子どもさんが反抗期で…」と切り出したレポーターの口をふさいで質問を遮る場面も。娘役の三倉が「お母さんをいじめないで」と助け舟を出し、高畑も「ごめんなさい、暴力的ですよね。お仕事なのはわかりますけど、お察しください…」と謝罪し理解を求めた。

 舞台は10月4日~28日に東京・日比谷シアタークリエで上演。

広岡浅子の支援のもと日本女子大学を設立した成瀬仁蔵の旧邸で写真撮影が行われた


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