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ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』の制作発表記者会見が22日、東京都内で行われ、出演者の市村正親、鳳蘭、実咲凜音、神田沙也加、唯月ふうか、入野自由、広瀬友祐、神田恭兵が登壇した。
1967年の日本初演以来、“家族の絆”を描き続けてきた本舞台が、このたび新たなキャストを迎えて12月に日生劇場で開幕する。
5人の娘を愛情深く育てる肝っ玉母さんゴールデ役の鳳は「前回、前々回よりも皆さまに感動していただけるよう心を込めて演じます」とコメント。
2004年から一家の父親テヴィエを演じる市村も、09年からコンビを組む鳳を見詰めながら「僕らは“一線を越えている”ので、一線を超えた、素晴らしい家族のミュージカルを皆さんにお見せしたい」とちゃめっ気たっぷりにあいさつした。
また劇中歌「しきたり」にちなみ、自分の中での“しきたり”について尋ねられた市村は、楽屋に亡き両親をはじめ、故蜷川幸雄氏など大きな影響を与えてくれた先輩たちの写真を飾っていると明かし「本番前には『今日も頑張ってきます』『行ってきます』というのは必ずやっています」と話した。
一方、鳳は「しきたりではないけど、宝塚時代に好きな人がいて、親に『結婚したい』と言った時に、許してもらえなかった。なので、自分に子どもができたら、誰を連れてきても絶対に結婚に反対しないというのを決めていた。今その通りにしてうまくいっている。これが私のしきたり」と語り、笑顔を浮かべた。
会見中も、息の合った掛け合いを見せた2人。親交は40年にも及ぶそうで、鳳の魅力について聞かれた市村は「おおらかで何も考えてないようで、実はいろんなことを考えている。繊細で強烈でコミカルで泣き虫で…。ツレさん(鳳)と一緒だと、こっちに全部任せておいた方が、人生うまく行くのかなと思わせてくれる」と明かした。
鳳も「(舞台上では)私がちょっとしか怒っていないのに、ものすごくオーバーにおびえてくれる。彼が完璧に“かかあ天下”に押し上げてくれてくれる」と市村に感謝した。
市村の妻で女優の篠原涼子を交えて食事することもあるそうで「いつも思うのは、世界中で絶対に浮気をしない男を挙げろと言われたら、いっちゃん(市村)。だって涼子ちゃんよりもすてきな人を探さなきゃいけないじゃない」と語る一幕もあり、これには市村も「そういうのはいいよ…」とタジタジだった。
舞台は12月5日~29日、都内、日生劇場を皮切りに、大阪、静岡、名古屋、福岡、埼玉で上演予定。
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