鈴木亮平、「誰も演じてこなかった宮沢賢治像」 石橋杏奈は鈴木を「本当のお兄ちゃんみたい」

2017年6月16日 / 10:28

舞台あいさつに登壇した、(左から)御法川修監督、鈴木亮平、石橋杏奈

 WOWOWプライム「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」第1話試写会&舞台あいさつが15日、東京都内で行われ、出演者の鈴木亮平、石橋杏奈と御法川修監督が出席した。

 魚乃目三太氏による同名コミックのドラマ化。詩人・童話作家の宮沢賢治(鈴木)が青年時代に愛した食やクラシック音楽を通して、家族や親しい人たちとの関わりを描く。鈴木は「おそらく誰も描いてこなかった宮沢賢治像がここに映し出されるのではないかと思います」と賢治の新たな一面をアピールした。

 さらに「これはいま流行りのグルメもの。それも、多分一番質素なグルメもの。1話に出てくるのもコロッケですから。いかに当時めずらしくておいしいものだったかっていう世界観で描かれます」とにやりと笑い、「いま普通に食べているものがこんなにおいしいんだって思うドラマになっていると思う」と賢治の愛した食の観点からも仕上がりに自信をのぞかせた。

 賢治の最愛の妹・トシを演じた石橋は、1カ月間の京都での撮影で「どうしても東京に帰らなきゃいけない仕事があったときに新幹線の中で泣いちゃったりするくらい、この作品が大好きで思い入れのある作品」と感慨もひとしお。兄・賢治役の鈴木を「役やお芝居のことでもたくさん話して、プライベートのこともいろいろ知識をくださった。本当のお兄ちゃんみたいでした」と慕っていた。

 鈴木は、賢治の良き親友となる藤原嘉藤治を演じた山崎育三郎について「彼はミュージカル界の王子なんですよ。ドラマではピアノを弾いているシーンが多くて、待ち時間に流しながら軽く歌いやがったりする。めちゃくちゃかっこよくて、惚れかけました」と悔しさを露わにして笑いを誘っていた。

 ドラマは6月17日午後10時から毎週土曜オンエア。


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