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石川五右衛門を演じる市川海老蔵
市川海老蔵 第四回自主公演 ABKAI2017「石川五右衛門 外伝」の公開舞台稽古が9日、東京都内で行われ、市川海老蔵、中村壱太郎、市川右團次、中山優馬、前野朋哉、山田純大が囲み取材に応じた。
本舞台は、若い世代にも歌舞伎を楽しんでもらうために、海老蔵が取り組んでいる“伝統の継承”と“新時代の歌舞伎の創造”をテーマにしたもの。
今回、歌舞伎に初挑戦する中山は「すごく緊張しました。(舞台に)出る前には心臓がバクバク鳴って、ずっとせりふと殺陣の確認をしてました」と硬い表情を浮かべた。見えを切るシーンもあるが「(舞台で)見るのとは違って、やるには筋力もいる。こんなにきついものだということを初めて知りました」と振り返った。
そんな中山について海老蔵は「センスがいい。われわれが『こういうふうにしたらどう?』と言ったことをすぐできる」と賞賛。中山も「皆さんに満足してもらえるように頑張ります」と気合いを入れた。
また、自身のブログで長女・麗禾(れいか)ちゃん、長男・勸玄(かんげん)くんが通行人として出演予定であることを明かした海老蔵。
改めて出演の可能性について聞かれると「五右衛門が大好きなんですって。『どこでやるの?』と聞くので『渋谷だよ。家の近くだよ』と言ったら『じゃあ行く』と言って…」と経緯を説明。海老蔵と一緒に登場する予定だそうで「一応浴衣を用意しています」と笑顔で明かした。
出演回については「今日の夜(公演)に来るかもだし、明日の昼(公演)かもしれません」とし「そんなものですよね。子どもですから。(客にとっては)来なかった時の落胆ぶりの方が大きいですよね」と笑った。
このほか、初期の肺腺がんを公表し、休養中の中村獅童の話題も。獅童は無事に手術を終え、今月上旬に退院したことが8日に報じられたが、海老蔵も連絡を取り合っているようで「『どうなの?』と聞いたら『大丈夫』と。『お茶しに行こうか』と話しているので大分調子はいいのでしょう。私もバタバタしているし、彼も病み上がりなので中日ぐらいに…」と予定を明かし「良かったです。本当に」とホッとした表情を見せた。
舞台は9日~25日、都内、Bunkamuraシアターコクーンで上演。
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