黒木華、調理シーンは一切吹き替えなし! 小日向文世「しがみつきたくなるほどかわいい」

2017年5月8日 / 15:05

料理人を演じる黒木華

 ドラマ「みをつくし料理帖」第1回完成試写会が8日、東京都内で行われ、出演者の黒木華、森山未來、小日向文世、安田成美ほかが登壇した。

 高田郁氏の同名小説を基にした本作は、天涯孤独な澪(黒木)が、料理の腕一本を頼りに大坂から江戸に行き、上方と江戸の味付けの違いやライバル店からの妨害、武士・小松原(森山)との身分違いの恋などに悩みながら、やがて一流の料理人になるまでを描く波瀾(はらん)万丈の物語。

 原作のファンから「華ちゃんがやるなんてうれしい」と喜ばれたという黒木は、「それだけで(気持ちが)楽になってうれしくなった反面、これは頑張らねばならないぞと身が引き締まりました」と述懐した。

 黒木は、昨年11月から料理を習い、調理シーンは一切吹き替えなしで挑んでいるという。「初めて使った片刃の和包丁の扱いが難しかったですし、カツオ(のさばき)も大変でした」と1話の撮影時を振り返りながら、「何とかうまく見えるように編集してください…という感じです」と語り、はにかんだ。

 また、澪が働く料理屋「つる家」の主人で、ほとんど丸刈りに近い薄毛の種市を演じる小日向は「こんなに毛のないヅラをかぶるのは初めて。というか、特殊メークで2時間近くかけています」と意外な苦労を吐露した。

 しかし、それに見合った“ご褒美”ももらっているようで、「華ちゃんは時々しがみつきたくなるぐらいかわいくて、いつもうれしい気持ちで撮影をしています」と頬を緩めた。

 一方、時代劇初挑戦の森山は「(時代劇は)奥が深いですね」としみじみ。「手ぬぐいの扱い、箸の持ち方など(時代劇特有の)所作の全ては簡素化して出来上がっていて、ちょっと動きを変えるだけでその人の色合いが出る」と分析した。

 さらに「どの動きをチョイスすればいいか、頭ががんじがらめになりそうだった」と漏らしつつも、「まったく音を立てないで歩くとか、座るとか、勝手に遊びながらやらせてもらっています」と自分流の所作を取り入れていることを楽しそうに報告した。

 ドラマはNHK総合で13日から毎週土曜日午後6時5分から放送。

(左から)小日向文世、黒木華、森山未來、安田成美

(左から)小日向文世、黒木華、森山未來、安田成美


芸能ニュースNEWS

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

「ウイングマン」菊地姫奈、大原優乃のアクション、桂氏の出演に反響 「大原優乃と菊地姫奈が特に光ってた」

ドラマ2024年11月20日

 藤岡真威人が主演するドラマ「ウイングマン」(テレビ東京系)の第5話が、19日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、特撮オタクの高校生・広野健太(藤岡)が、異次元から来たアオイ(加藤小夏)のドリムノートに、空想のヒーロー“ウ … 続きを読む

「あのクズを殴ってやりたいんだ」「腹筋キスはやば過ぎた」「奈緒ちゃんのボクシングすご過ぎ!」

ドラマ2024年11月20日

 ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(TBS系)の第7話が、19日に放送された。  本作は、人生どん詰まりの主人公・ほこ美(奈緒)が、カメラマンの葛谷海里(玉森裕太)と出会い、一念発起してボクシングを始める姿を描いた、クズきゅんラブコメ … 続きを読む

Willfriends

page top