阿部サダヲら、新設舞台に戦々恐々 小栗旬から引き継ぐ捨之介は「ほぼ忍者」

2017年4月18日 / 15:35

捨之介を演じる阿部サダヲ

 劇団☆新感線「髑髏城の七人 Season鳥」制作発表記者会見が18日、東京都内で行われ、作者の中島かずき氏、演出のいのうえひでのり氏と出演者の阿部サダヲ、森山未來、早乙女太一、松雪泰子、粟根まこと、福田転球、少路勇介、清水葉月、梶原善、池田成志が出席した。

 本作は、1300人以上の観客を乗せて360度回転する円形の客席を劇場中央に配置し、その周囲をステージとスクリーンが取り囲むことで“没入感”を体験できる「IHIステージアラウンド東京」のこけら落とし公演として、現在は「Season花」が上演されている。続く「Season鳥」は、歌と踊りの要素を強化してショーアップした新たな「髑髏城の七人」が誕生する。

 中島氏は「小栗旬さんがやった捨之介を、阿部サダヲさんはどうするんだろうと皆さん思っていると思いますけど、こうなります。本当に楽しみにしてほしい」と自信をのぞかせ、「本の直しとしては、自分では本当に面白くできたと思う。それぞれの関係性も変わっていくし、花・鳥・風・月でこういうふうに変えていくんだと納得してもらえると思う」と手応えを語った。

 “花組”の小栗から引き継いで捨之介を演じる阿部は「台本を読ませてもらって、小栗さんがやっている捨之介、市川染五郎さんや古田新太さんがやってきた捨之介とは違うなと思いました」と印象を語り、「捨之介は着流しの感じもすねを出したり色気があると思っていたけど、ポスター撮りの時には全くすねを出さないで、ほぼ忍者みたいな格好でした。多分違うものになるってことだと思う」と笑わせた。

 新しい劇場については、極楽太夫役の松雪が「ちょっと方向音痴なところがあるので、裏で迷わないように気をつけないと。一度うかがったときに裏(の構造が)が難しかったので」と不安を語り、阿部も「こんなの体験したことがないと皆さん言っていました。それを聞いて怖くなって、逆に鍛えるのをやめました。体力を温存した方がいいかと思って」と戦々恐々としていた。

 舞台はIHIステージアラウンド東京で6月27日~9月1日まで上演。

(左から)梶原善、清水葉月、福田転球、松雪泰子、森山未來、阿部サダヲ、早乙女太一、粟根まこと、少路勇介、池田成志

(左から)梶原善、清水葉月、福田転球、松雪泰子、森山未來、阿部サダヲ、早乙女太一、粟根まこと、少路勇介、池田成志


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「最後は皆に帰ってきてほしい」「話がとっ散らかったままどんどん膨らんでいく」

ドラマ2025年11月13日

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第7話が、12日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」“日向子”奥山葵がインタビューの現場で動揺 「イケメン実業家が連続不審死事件の犯人!?」「思わず叫んだ」

ドラマ2025年11月12日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“彩”香音の娘の誕生日会が衝撃の展開に 「新堂家の闇が深過ぎる」「DNA鑑定の結果が気になる」

ドラマ2025年11月12日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

吉田栄作が「ハングリー・ハート」を弾き語りで披露 『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』公開直前イベント

映画2025年11月12日

 映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』公開直前プレミアイベントが11日、東京都内で行われ、俳優の吉田栄作が登壇した。本作は、ロック歌手ブルース・スプリングスティーンの若き日の苦悩を描く。  名曲「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」を … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真が小籠包を手作りする姿に「リスペクト」の声 「“鮎美”夏帆と小籠包を食べるシーンは泣いた」「ヨリを戻してほしい」

ドラマ2025年11月12日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

Willfriends

page top