中村勘九郎と阿部サダヲ、2019年大河ドラマに主演 勘九郎「父が『俺も出せ。晩年を演じる』と言いそう」

2017年4月3日 / 18:27

 2019年(平成31年)1月から放送予定のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の主演発表会見が3日、東京都内で行われ、主演の中村勘九郎、阿部サダヲ、脚本の宮藤官九郎氏ほかが登壇した。

 勘九郎は日本人初のオリンピック出場選手の金栗四三役を、阿部はコーチとして日本水泳の礎を築き、「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者・田畑政治役を演じ、“リレー形式”で主演のバトンをつなぐという。

 勘九郎は「歴史ある大河に、宮藤さんの脚本で阿部さんと共演できることは幸せなこと。そして誇りです」と緊張した様子であいさつをした。

 続けて阿部が「実は宮藤さんのTVドラマは10年ぶり。よく『あまちゃん出てたよね!?』とか言われるんですけど出てないんですよね」とコメントすると会場は笑いに包まれた。

 一般にあまり知られていない人物を取り上げた理由を尋ねられた宮藤氏は「そもそもこの話は大河を見すえたものではなく、オリンピックもあるし、大河でやっても面白いかもってスライドしていったんです」とエピソードを語った。

 また「僕自身、何かすごいことを達成した人よりも、影で支えた人や、夢がかなわなかった背景に興味があって、そういう人のドラマを見てからオリンピックを見るのもいいかなぁって思います」と2020年の東京オリンピックを意識しながら答えた。

 同じ質問に阿部は「たまにこういう会見の時に、記者の方たちが集まると詰まんなそうに聞いている人がいるので、僕はそっちに興味があります」と答えると笑いが起こった。

 大河ドラマで今まで扱われることの少なかったテーマについて宮藤は「言い訳するわけじゃないけど、現代劇以外は全て時代劇だと思っています。だから、当然本作も僕の中では時代劇なんです」とはにかんだ笑顔を見せた。

 勘九郎に「もしお父さん(勘三郎)が健在だったらどんなアドバイスをくれると思うか」と質問が飛ぶと「『俺も出せ』って言うでしょうね、『俺が晩年を演じるから』とか言いそうです」と懐かしむように答えた。


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