エンターテインメント・ウェブマガジン
(左から)阿部サダヲ、中村勘九郎、宮藤官九郎氏
2019年(平成31年)1月から放送予定のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の主演発表会見が3日、東京都内で行われ、主演の中村勘九郎、阿部サダヲ、脚本の宮藤官九郎氏ほかが登壇した。
勘九郎は日本人初のオリンピック出場選手の金栗四三役を、阿部はコーチとして日本水泳の礎を築き、「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者・田畑政治役を演じ、“リレー形式”で主演のバトンをつなぐという。
勘九郎は「歴史ある大河に、宮藤さんの脚本で阿部さんと共演できることは幸せなこと。そして誇りです」と緊張した様子であいさつをした。
続けて阿部が「実は宮藤さんのTVドラマは10年ぶり。よく『あまちゃん出てたよね!?』とか言われるんですけど出てないんですよね」とコメントすると会場は笑いに包まれた。
一般にあまり知られていない人物を取り上げた理由を尋ねられた宮藤氏は「そもそもこの話は大河を見すえたものではなく、オリンピックもあるし、大河でやっても面白いかもってスライドしていったんです」とエピソードを語った。
また「僕自身、何かすごいことを達成した人よりも、影で支えた人や、夢がかなわなかった背景に興味があって、そういう人のドラマを見てからオリンピックを見るのもいいかなぁって思います」と2020年の東京オリンピックを意識しながら答えた。
同じ質問に阿部は「たまにこういう会見の時に、記者の方たちが集まると詰まんなそうに聞いている人がいるので、僕はそっちに興味があります」と答えると笑いが起こった。
大河ドラマで今まで扱われることの少なかったテーマについて宮藤は「言い訳するわけじゃないけど、現代劇以外は全て時代劇だと思っています。だから、当然本作も僕の中では時代劇なんです」とはにかんだ笑顔を見せた。
勘九郎に「もしお父さん(勘三郎)が健在だったらどんなアドバイスをくれると思うか」と質問が飛ぶと「『俺も出せ』って言うでしょうね、『俺が晩年を演じるから』とか言いそうです」と懐かしむように答えた。
舞台・ミュージカル2025年7月12日
あの“学ラン姿のマッチ”が再び明治座に帰ってくる! 2025年の年末~2026年新春にかけて、東京・明治座で、近藤真彦が主演する舞台「Thank you very マッチ de SHOW『ギンギラ学園物語 新春!再びマッチでーす!』」を … 続きを読む
ドラマ2025年7月11日
木村文乃が主演するドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)の第1話が、10日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作は、堅い家庭で育った真面目過ぎる高校教師・小川愛実(木村)と、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)が出 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年7月11日
今年、TVアニメ化や映画化もされた話題の漫画『ババンババンバンバンパイア』が、今度は舞台化決定。Bloody Love 歌劇「ババンババンバンバンパイア」が、9月20日(土)~9月25日(木)まで東京・東京国際フォーラム ホールCで上演さ … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年7月11日
今秋9月~10月にかけて東京と大阪で上演するメインビジュアルと全キャラクターのビジュアルが発表された。 板垣巴留原作の『BEASTARS』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)は、「マンガ大賞 2018」第1位にはじまり、 主要 … 続きを読む
ドラマ2025年7月10日
「ちはやふる-めぐり-」(日本テレビ系)の第1話が、9日に放送された。 本作は、映画『ちはやふる』から10年後の世界を原作者・末次由紀氏と共に紡ぐオリジナルストーリー。競技かるたに青春を懸ける高校生たちの姿を熱く描く。(*以下、ネタバレ … 続きを読む