中村勘九郎「3人とも佐助なんです」 自宅で二刀流ごっこ

2016年10月5日 / 22:42

猿飛佐助を演じている中村勘九郎

 映画『真田十勇士』公開記念舞台あいさつが5日、東京都内で行われ、出演者の中村勘九郎、加藤雅也と堤幸彦監督が出席した。

 舞台、映画で猿飛佐助を演じている勘九郎は、子どもにも佐助が大人気だそうで「子どもたちがとくに十勇士ファンで、佐助が映画では二刀流になったので家に帰ると二刀流ごっこを繰り広げています。僕も合わせて3人とも佐助なんです」とほほ笑ましいエピソードを明かした。

 真田幸村役の加藤とは舞台版初演で出会ってから3年ほどがたち、「こういうダンディな感じで私服も黒が多い。初めてお会いしたときはめちゃくちゃかっこいいけど近寄りがたい空気を出しているので、怖い人かなと思った」と当時を振り返った中村は「こんなに天然な人はいないと思っています。この前、舞台で“御方様”と言わなければいけないところを“御館様”と言っていて」と暴露して堤監督を驚かせた。

 加藤は「役作りですよ。一生懸命普段から役作りしているんです。“御方様”と“御館様”が言いにくいので最近せりふを変えて“淀殿”にしました」と堤監督への事後報告で笑いを誘い、「尊敬に値するし、舞台を見ていても稽古をすごくされるので軸がぶれない。舞台も映画も船長がよくないと船が難破してしまうけど、完璧なリーダーです」と勘九郎への信頼感を語った。

 さらに、申年に公開された猿飛佐助が主人公の映画のヒットを記念し、日光さる軍団の猿が猿まわし師の村崎太郎氏とともに登場した。佐助の衣装で祝福の花束を片手に見事な芸を披露すると、勘九郎は「打ち上げでビンゴ大会をやって、日光の温泉旅行と日光さる軍団のショーを見る“猿飛佐助賞”を用意したんです。スタッフがうかがっていると思いますが、お会いできてうれしいです」とコラボレーションを喜んでいた。

日光さる軍団の猿たちと並んだ(左から)堤幸彦監督、中村勘九郎、加藤雅也

日光さる軍団の猿たちと並んだ(左から)堤幸彦監督、中村勘九郎、加藤雅也


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「最後は皆に帰ってきてほしい」「話がとっ散らかったままどんどん膨らんでいく」

ドラマ2025年11月13日

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第7話が、12日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」“日向子”奥山葵がインタビューの現場で動揺 「イケメン実業家が連続不審死事件の犯人!?」「思わず叫んだ」

ドラマ2025年11月12日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“彩”香音の娘の誕生日会が衝撃の展開に 「新堂家の闇が深過ぎる」「DNA鑑定の結果が気になる」

ドラマ2025年11月12日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

吉田栄作が「ハングリー・ハート」を弾き語りで披露 『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』公開直前イベント

映画2025年11月12日

 映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』公開直前プレミアイベントが11日、東京都内で行われ、俳優の吉田栄作が登壇した。本作は、ロック歌手ブルース・スプリングスティーンの若き日の苦悩を描く。  名曲「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」を … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真が小籠包を手作りする姿に「リスペクト」の声 「“鮎美”夏帆と小籠包を食べるシーンは泣いた」「ヨリを戻してほしい」

ドラマ2025年11月12日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

Willfriends

page top