大倉忠義「全力でぶつかっていきたいと思います」 渡辺いっけいと二人芝居「蜘蛛女のキス」に挑む

2017年3月28日 / 17:44

大倉忠義と共演する渡辺いっけい

 舞台「蜘蛛女のキス」が5月27日から6月18日まで、都内の東京グローブ座で上演されることが決定した。

 本作は、アルゼンチンの作家マヌエル・プイグが1976年に発表し、ベストセラーとなった小説を基に、プイグ自身が戯曲化。ストレートプレーの他、映画やミュージカルなどに形を変え、長く愛されている。

 舞台となるのは、ブエノスアイレスにある刑務所の小さな監房。その孤独な密室空間に二人の男が収監されている。一人は政治犯として捕まった若き革命家ヴァレンティン(大倉忠義)。もう一人は未成年者に対する背徳行為で投獄された母親思いの中年男モリーナ(渡辺いっけい)。境遇も思想も異なる二人は、モリーナが夜な夜な語って聞かせる映画の話をきっかけに、徐々に心を通わせていくが…。

 大倉は「いつかストレートプレーにはチャレンジさせてもらいたいと思っていました。自分が生まれたころに作られた世界的に有名な作品に出演させていただくのは、うれしさと同時に不安も感じています」と語った。

 続けて「渡辺いっけいさんはキャリアのある役者さんですので、二人芝居をやらせていただくことはとても光栄なことですし、全力でぶつかっていきたいと思います」とコメントした。

 一方、渡辺は「最初お話を頂いた時、本当に僕でいいの?と思いました。実に素晴らしい戯曲ですが、演じるのはかなり難しい。当然、尻込みしました。でも、しばらくして思い当たりました。『大倉くんもきっと同じ気持ちなのでは…?』と。そうしたら自然とやる気が出てきました」と語った。

 また「きっと稽古が始まれば、越えなければならない幾つもの山が待ち受けていることでしょう。でも一つ一つお互いを確認し合い、登って行ければと思います」と語った。


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」最終回 連続不審死事件の犯人が明らかに 「週刊誌の印象が変わった」「『週刊千石』の面々に会えないのは寂しい」

ドラマ2025年12月24日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、若き新人記者 … 続きを読む

「娘の命」最終話で“衝撃の事実”が判明 「タイトルをくつがえす展開」「沙織が最後まで強くてMVP」

ドラマ2025年12月24日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」「樹(草なぎ剛)の優しさが全部包んでいった」「陸くんのその後が気になった」

ドラマ2025年12月23日

 「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話(最終話)が、22日に放送された。  本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社 … 続きを読む

天海祐希が「劇場版キントリ」出演の2人に生取り調べ! 佐々木蔵之介「天海さんはいつも頼もしい」石丸幹二「撮影が終わったとき、発熱」『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』カウントダウンイベント

映画2025年12月23日

 12月22日、東京都内の六本木ヒルズアリーナで、12月26日から公開となる『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』カウントダウンイベントが行われ、出演者の天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向 … 続きを読む

2026年ボートレース新CM発表会 マチダ教官役の町田啓太「ボートレースに関わる全ての方々が、本当に高い熱量を持って取り組まれていることを肌で感じています」

2025年12月22日

 2026年ボートレース新CM発表会が、22日東京都内で行われ、CMに出演した町田啓太、ファーストサマーウイカ、生瀬勝久、細田佳央太、安斉星来、吉田晴登が登壇した。  一般財団法人 BOATRACE 振興会は、この日の登壇者を起用した新CM … 続きを読む

Willfriends

page top