松原智恵子、女優56年目で「田中絹代賞」 「悪い役もやってみたい」とさらなる意欲を語る

2017年2月16日 / 22:12

 「第71回毎日映画コンクール 表彰式」が15日、神奈川県川崎市で行われ、田中絹代賞を受賞した松原智恵子が登壇した。

 大女優・田中絹代さんの名前が付いた栄誉ある賞に、松原も「とてもうれしく思います」と感激。映画『ゆずの葉ゆれて』(2016年)がロシアのソチ国際映画祭で主演女優賞を獲得するなど、海外でも評価された松原だが「16歳で日活に入り、今年56年目を迎えました。右も左も分からないまま、撮影現場で監督、スタッフさんたちに教わりながら…叱られながら、何とか56年目を迎えることができました。これからも、いろいろな作品に巡り合えるよう、しっかり努めて参りたいと思います」と謙虚な姿勢を貫いた。

 これまでの“女優人生”を振り返った松原は、「映画からちょっと遠ざかってテレビばっかり…という時期もありましたが、映画で育ったので、やはり映画は大好きですね」と優しい笑みを浮かべた。

 また「もともとあまり苦しまないで、全部いい方に捉える性格」と明かし「なので常に楽しんで仕事をしてまいりました。このまま生きている限り、自分自身はお仕事を続けていきたいと思います」と女優としての強い意志も口にした。

 一緒に仕事をして印象的だった人物としては、鈴木清順監督を挙げ「あまり人に教えたりしない方だとうかがっていたのですが、日活時代に私があまりにもお芝居ができなくて、『智恵子、こうやってやるんだよ』と自ら教えてくださったことが、ずっとずっと今になっても(記憶に)残っています」と話した。

 これからやってみたい役を問われると「あまり悪い役ってしたことがない。できるかどうかちょっと自信がないのですが、そういう役が来たら、めいいっぱい頑張ってやりたいと思います」とコメント。報道陣から「怒鳴ったりするイメージがない。まずは低い声を出すことからですね」と振られると、「そうですね…」と“低い声”で応じ、笑いを誘った。

 同じ「日活三人娘」の吉永小百合とは、現在も連絡を取り合う仲といい、共演についても「最近ではないですが、そういうオファーが来たらぜひやりたいですね」と声を弾ませた。

mainichi21


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