香川照之「俳優をやめなくてよかった!」 過去に俳優適性を否定された東映会長にチクリ

2017年2月15日 / 21:55

 「第71回毎日映画コンクール 表彰式」が15日、神奈川県川崎市で行われ、『クリーピー 偽りの隣人』(黒沢清監督)の演技で男優助演賞を受賞した香川照之が登壇した。

 マイクの前に立った香川は、自身が5年前に歌舞伎の世界に入ったことに触れると「それまで1年に5本から10本ぐらい撮影させていただいていた映画が、本当に出演することも難しくなりまして、昨年は1本も参加することができませんでした」と現状を告白。そんなこともあり「新たに今の僕の人生として…再び映画の賞を頂いたことがとても新鮮な気持ちです」と率直な心境を明かすと「これは男優助演賞なのですが、僕にとっては新人賞のようなものです」と喜びと感謝を口にした。

 一方で、香川は来賓あいさつをした東映株式会社の岡田裕介会長に“言いたいこと”があった様子。

 客席にいる岡田会長を前に「いつも言わせていただきますが…」と切り出した香川は、「あれは僕が23歳か24歳のとき。東映の映画に出させていただいた時に、東映の本社におかれまして、まだ若き日の岡田会長に『君ね、役者の才能ないからやめなさい!』『君の演技は見るにしのびない』『僕のように一刻も早く(映画の)プロデューサーになるんだ!』と言われました」と過去のエピソードを暴露。「こういう賞を頂くたびに岡田会長に『俳優をやめなくてよかったです!』と言っているわけですが、今日も言わせていただきます。ありがとうございます!」とまくし立てて、会場の笑いを誘った。

 司会の生島ヒロシから「そんなこと言ったんですか?」とマイクを向けられた岡田会長は「言ったんですね」と苦笑しつつも「よくぞここまではい上がってきました。歌舞伎の世界まで行ってくれてうれしい限りでございます」と香川を賞賛。「僕の教えが良かったのかな?」と冗談めかす岡田会長に、香川も「“俳優をやめず”にこれからも頑張ります」と最後まで“応戦”していた。


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