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ドラマの魅力を語った松坂桃李
新日曜ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」の第1話完成披露試写会が18日、東京都内で行われ、主演の松坂桃李と堤幸彦監督が登壇した。
2015年にSPドラマとして放送された「視覚探偵 日暮旅人」を連続ドラマ化。五感のうち四つの感覚を失った男、日暮旅人(ひぐらしたびと)が、唯一残った研ぎ澄まされた“視覚”を駆使し、難事件を解決していく姿を描く。
試写終了後、司会から手応えを尋ねられた堤監督は「手応えを語る前にまだ未完成です。“完成披露試写”と書いてあるけど、それはうそです」とまさかの告白。
会場がざわつく中、堤監督は「今朝までスタッフが徹夜で頑張った。その成果がだいぶ出ているのですがまだ出来ていないです」と続けると、「はっきり言うと恥ずかしいですがタイトルバックが未完成です。さらにさっき(第1話を)見て編集も直したくなってしまいました」とさらなる欲が出てきたことを明かした。
これには主演の松坂も「初回オンエアが22日。きょうは18日。あと4日ですけど」と驚いたようだが、堤監督は「22日の(午後)10時ですよね? だったら22日の9時40分ぐらいまでは頑張れる」と涼しい顔。松坂から「そんなこと可能なんですか?」と心配されても「よくある話ですよ。ハッハッハ」と笑い飛ばした。
堤監督は、旅人の特殊能力になぞらえて「作る側としては、もっとあそこをああすればよかったと悔いが模様で見えちゃった」とニヤリ。作品の見どころとしては、“優しい旅人”と“ブラック旅人”の「表情の温度差」を挙げ「旅人がなぜこうなったのかという過去の話も今後出てきます。この人の表情に注目です!」と力いっぱいアピールした。
旅人を取り巻くのは相棒の雪路雅彦(濱田岳)、血のつながらない娘の灯衣(住田萌乃)、灯衣が通う保育園の保育士・山川陽子(多部未華子)、そしてお茶目なトラブルメーカーの鶴田亀吉(上田竜也)。彼ら彼女らの絆は、天涯孤独だった旅人の冷えた心を、あたかも家族のような温もりで溶かしていくこととなる。
今回、難役に挑んだ松坂は「旅人は目しか見えないので、後ろから声を掛けられたり、背中をポポンとたたかれても反応ができない。唯一の情報源は視覚。そこは絶対的に忘れないように意識しました」と役作りを振り返った。撮影では寒さも厳しかったそうで「特に上田さん。撮影が去年の11月だったんですが、あの人はタンクトップで走るので本当に大変そうだった」と振り返り「堤さんは本当に“鬼だな”と思った」と笑わせた。
それでも堤監督とは、舞台「真田十勇士」やその劇場版でもタッグを組んできた仲とあり、松坂は「信頼関係がしっかりできている」と自信。「その土台の上で連続ドラマができるというのはすごくうれしいこと。その信頼を力に現場を引っ張ってたくさんの人にこのドラマを届けられたら」と言葉に力を込めた。
ドラマは日テレ系で1月22日午後10時から毎週日曜日に放送。初回30分拡大。
松坂桃李(左)と堤幸彦監督
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