向井理「台本を読んで、ちょっとはらわたが…」 佐藤二朗と共に“ふんどし姿”も披露

2016年7月4日 / 21:08

のび太のような風貌の蘭丸を演じる向井理

 金曜ドラマ「神の舌を持つ男」の制作発表会見が4日、東京都内で行われ、出演者の向井理、木村文乃、佐藤二朗、堤幸彦監督ほかが登場した。

 本作は、全国各地の温泉場を舞台に繰り広げられるコミカルミステリー。向井は「神の舌=絶対舌感」を持ち、ダサくて世間知らずだが何だか憎めない「ドラえもん」ののび太のような風貌の蘭丸を演じる。

 向井は「ちょっと風変わりなキャラクターなんですけど、世間慣れしていなくて探求心だけで生きてる人間なので、それを突き詰めて行ったら精神年齢が低い子どもになっちゃいましたけど、愛らしい子になったかなと思います」と自信をのぞかせた。

 舌をペロッと出すシーンが多くあるというが、これについて「抵抗はない?」と聞かれると、「抵抗しかないですね。最初に台本を読んで、ちょっとはらわたが…。これ以上は言えません」と返して、会場の笑いを誘った。

 向井と共に、公衆浴場で「あかすり」や「湯掛け」を行う役という佐藤は「向井さんとほぼ毎週ふんどし姿になります。無駄な肉のついていない向井さんの前で、無駄な肉しかついていない年相応の怠惰な肉体をさらします。一部の層には見どころになるんじゃないかな」とアピールして笑わせた。

 また、主題歌を歌う演歌歌手の坂本冬美もサプライズで登場。向井に花束を渡すと、坂本は「こんな光栄なことはないです。まあ向井さんのお顔の小さいこと」とコメント。

 堤監督から「9頭身の男」とからかわれると、向井は「ないです。ないです。8.5ぐらい…」とちゃめっ気たっぷりに答えた。

 ドラマは8日から毎週金曜日午後10時に放送。

(左から)坂本冬美、佐藤二朗、向井理、木村文乃

(左から)坂本冬美、佐藤二朗、向井理、木村文乃


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