佐藤浩市「これだけのメンバーとの十番勝負のようでした」 瑛太の褒め言葉は「飯をおごれという合図」

2016年3月7日 / 21:00

キャスト陣からすしをねだられた佐藤浩市

 映画『64-ロクヨン-前編/後編』の完成報告会見が7日、東京都内で行われ、出演者の佐藤浩市、綾野剛、榮倉奈々、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝、坂口健太郎、椎名桔平、滝藤賢一、奥田瑛二、仲村トオル、吉岡秀隆、瑛太、永瀬正敏、三浦友和と瀬々敬久監督、原作の横山秀夫氏が出席した。

 横山氏によるベストセラー小説を映画化した本作は、たった1週間で終わった昭和64年に起きた未解決の少女誘拐殺人事件(通称ロクヨン)と、ロクヨンを起点に発生した県警記者クラブを巻き込んだ警察内部の対立、14年を経て新たに起きたロクヨンを模倣した誘拐事件を県警広報官の葛藤とともに描く。

 主演の広報官・三上義信を演じた佐藤は「ここまで身を削り続けた映画は久しぶり。これだけのメンバーと、三上の十番勝負のようでした。対決シーンがこの映画の期待感と共に膨らんでいって、傷を負いながらゴールまで行ったなと思い出します」と撮影を振り返った。

 瑛太に「現場でも浩市さんがキャストやスタッフさんの全てに気配りされていて、緊張感とたまに出る親父ギャグで和やかにさせてもらった。内容もスピード感もパーフェクト」と褒めちぎられた佐藤は「今瑛太が言ったのは飯をおごれという合図だと思うんですね。もうちょっと褒めたらうまいすし屋だったかな」ととぼけてみせた。

 これで火がついたのかキャストたちによる“おねだり合戦”が起こり、三浦は「(見どころは)間違いなくパワー全開の佐藤浩市さん。一応年上なのでおごってきたのですが、今度何かおごってください」とアピールした。

 綾野も「浩市さんがたくさんのことを体で、表情で、表現で示してくれた。結果、付いていくだけで成立したと思います。浩市さん、僕もおすしが食べたいです」とねだってみせたが、佐藤は「あんまり聞いていなかった」と再びとぼけて笑いを誘った。

(前列左から)瀬々敬久監督、横山秀夫氏、瑛太、榮倉奈々、佐藤浩市、綾野剛、永瀬正敏、三浦友和、夏川結衣、(後列左から)坂口健太郎、窪田正孝、緒方直人、吉岡秀隆、仲村トオル、奥田瑛二、椎名桔平、滝藤賢一

(前列左から)瀬々敬久監督、横山秀夫氏、瑛太、榮倉奈々、佐藤浩市、綾野剛、永瀬正敏、三浦友和、夏川結衣、(後列左から)坂口健太郎、窪田正孝、緒方直人、吉岡秀隆、仲村トオル、奥田瑛二、椎名桔平、滝藤賢一


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