本木雅弘、妻と愛人の“鉢合わせ”回避!? 「内心妙に落ち着かなかった」

2016年2月13日 / 21:08

助演男優賞を受賞した本木雅弘

 「2015年 第89回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」が13日、東京都内で行われ、受賞者の深津絵里、二宮和也、本木雅弘、広瀬すず、篠原篤、橋口亮輔監督ほかが登壇した。

 同賞は、1919年に創刊された映画雑誌『キネマ旬報』が1924年度から発表している映画賞。

 『日本のいちばん長い日』と『天空の蜂』での演技が評価され、助演男優賞を受賞した本木は、スピーチの前に「ちょうどさきおとといに、この秋公開の西川美和監督の『永い言い訳』という作品のアフレコをしておりまして、事実上、全ての出番が終わりました」と近況を報告した。

 続けて「そしてその作品の中で、今後ろに座っておられます(主演女優賞の)深津絵里さんが私の妻、そして今日舞台のため出て来られなかった(助演女優賞の)黒木華さんが愛人役…。実はこの場は映画の中ではついぞ実現しなかった“鉢合わせ”ということになる予定だったため、私も内心妙に落ち着かず、罪悪感に襲われていたのですが、それを浴びずに澄んだ。危険回避できたということです」と明かして、笑いを誘った。

 『日本のいちばん長い日』で昭和天皇役に挑戦した本木は「あの当時の昭和天皇は“現人神”。人間であり神からの使者という存在だったので、醸し出す雰囲気を一口で説明できるものではなく迷っておりました」と演じる上での苦労を振り返った。

 それでも「やはり“曇ることのない思い”といいますか…、抽象的でかっこつけのように聞こえるかもしれませんが、本当に胸の下、おなかの下辺りに何物にも害されない、曇ることのない、そして欠けることのないダイヤモンドを抱えているというようなことを漠然と意識しました」と語った。

「第89回キネマ旬報ベスト・テン」の各賞受賞者は以下の通り。

日本映画監督賞:橋口亮輔監督『恋人たち』
日本映画脚本賞:橋口亮輔監督『恋人たち』
主演男優賞:二宮和也『母と暮せば』
主演女優賞:深津絵里『岸辺の旅』『寄生獣 完結編』
助演男優賞:本木雅弘『日本のいちばん長い日』『天空の蜂』
助演女優賞:黒木華『母と暮せば』『幕が上がる』『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』
新人女優賞:広瀬すず『海街diary』
新人男優賞:篠原篤『恋人たち』
外国映画監督賞:ジョージ・ミラー監督『マッドマックス 怒りのデス・ロード』


芸能ニュースNEWS

横浜流星、染谷将太、橋本愛、中村蒼、風間俊介、高橋克実「べらぼう」キャストが最終回にトークショー「蔦重もきっと喜んでいる」

ドラマ2025年12月15日

 12月14日、東京都内でNHKの大河ドラマ『「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」最終回!ありがた山スペシャル~パブリックビューイング&トークショー~』が行われ、出演者の横浜流星、染谷将太、橋本愛、中村蒼、風間俊介、高橋克実が、1年間番組を応援し … 続きを読む

「ぼくたちん家」最終話は「涙がぽろぽろ流れる最高傑作」  「ぼくたちはみんな『あたり』の人生」「区役所の人も誠実で泣けた」

ドラマ2025年12月15日

 及川光博が主演するドラマ「ぼくたちん家」(日本テレビ系)の最終話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  ギター作りの職人になりたいというほたる(白鳥玉季)に付き添って、長野県のギター工房を見学する玄一(及川)と索(手越祐 … 続きを読む

「ザ・ロイヤルファミリー」「継承の美学を学んだ3カ月だった」「有馬記念の直線で号泣。椎名社長(沢村一樹)が『ホープ!』と叫んでいるのも胸アツだった」

ドラマ2025年12月15日

 日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)の第10話(最終話)が、14日に放送された。  妻夫木聡主演の本作は、早見和真の同名小説をドラマ化。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こし … 続きを読む

「ひと夏の共犯者」“巧巳”橋本将生の逃避行の愛が「あまりに切ない」 「澪と眞希、どちらの気持ちになっても号泣」

ドラマ2025年12月14日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の第11話が、12日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生 … 続きを読む

「良いこと悪いこと」連続殺人事件の犯人が判明 「最後の口パクはどういう意味?」新たな犠牲者に「悲し過ぎる」

ドラマ2025年12月14日

 間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の第9話が、13日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  ドの子・瀬戸紫苑(大後寿々花)の実家へと向かった高木(間宮)と園子(新木)とゆき(剛力彩芽)は、ポ … 続きを読む

Willfriends

page top