「倉科さん、初めまして…?」 関係ないのに鈴木拓が舞台あいさつに登場

2016年2月18日 / 22:13

主人公・山田太郎役の松山ケンイチ

 映画『珍遊記』完成披露上映会舞台あいさつが18日、東京都内で行われ、出演者の松山ケンイチ、倉科カナ、溝端淳平と脚本を手掛けるおおかわら(鬼ヶ島)、相方のアイアム野田、山口雄大監督、ドランクドラゴンの鈴木拓が出席した。

 この作品は、1990年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された漫☆画太郎氏による伝説のギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」を実写映画化したもの。

 松山に手を引かれる形で、登壇予定のなかった野田、同じく溝端に連れられて鈴木もステージに登場した。出演者でもある野田は「俺は出演者です! 本当です、信じてください」と必死にアピールしたが、まったくの部外者である鈴木は「僕、この映画に1ミリも関係ない。嫌な汗をかいてきた」と戸惑いを隠せない様子だった。

 「そのへんをちょろちょろしていたので連れてきた」と何食わぬ顔の溝端は「こういう舞台あいさつは緊張するのですが、今日は友達が来てくれているので心強いです」と笑いを誘い、鈴木は一転してしっかりとマイクを手に「まったく見ていないのでお客さんと同じ気持ち。倉科さん、初めまして」とマイペースにあいさつした。

 実写映画化決定の第1報でネット上でも広く衝撃の走ったこの作品だが、オファーを受けた際の率直な感想を問われた主人公・山田太郎役の松山は「めちゃくちゃな原作ですから、映画として成立するのかどうかということもまったく分からない。漫☆画太郎さんのファンでしたし、雄大さんとも長編でぜひ一緒に面白い世界に行きたいと思っていたので、この作品はベストだった」と振り返った。

 玄奘を演じた倉科は「心がけたのは仏の心でいることと、松山さんといつも対極のテンションでいること」と役づくりを語り、劇中で発する下ネタ的なせりふや丸刈り頭の特殊メイクには「お話をいただいたときは何も考えていなかった。出来上がってから皆さんに『大丈夫?』と言われて、私はこんなに下品なことを言っていたのだと自分ですごくびっくりしています」とぼうぜんと語っていた。

 映画は2月27日から全国ロードショー。 

(左から)アイアム野田、おおかわら、倉科カナ、松山ケンイチ、溝端淳平、鈴木拓、山口雄大監督

(左から)アイアム野田、おおかわら、倉科カナ、松山ケンイチ、溝端淳平、鈴木拓、山口雄大監督


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「最後、全部生田斗真に持っていかれたわ」「今まで文句を言いながらも見続けてきた人へのご褒美みたいな回だった」

ドラマ2025年11月20日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第8話が、19日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の … 続きを読む

「スクープのたまご」日向子の背後を追う“謎の男”が登場 「事件の概要が見えて面白くなってきた」

ドラマ2025年11月19日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「新東京水上警察」予想外の犯人逮捕、“日下部”加藤シゲアキの求婚に反響 「神鬱回でおもろかった」「切ないプロポーズで苦しい」

ドラマ2025年11月19日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“レイコ”齊藤京子がラスボス“沙織”新川優愛に宣戦布告 「ヘビーな展開で驚いた」「ボスママはさすがに手強い」

ドラマ2025年11月19日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「分かってきたことと深まる謎とで次回も楽しみ」「とにかく四季ちゃん(宮﨑あおい)がかわいらしい。私も文太(大泉洋)と一緒にドキドキ」

ドラマ2025年11月19日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第5話が、18日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子 … 続きを読む

Willfriends

page top