赤鬼役の長瀬智也「最高の作品ができた」 神木隆之介「宮藤監督が鬼でした」

2016年1月14日 / 00:12

(左から)神木隆之介、森川葵、清野菜名

 映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」のファングリーティング&完成披露試写会が13日、東京都内で行われ、出演者の長瀬智也、神木隆之介、尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、宮藤官九郎監督が出席した。

 本作の主人公は、地獄の鬼と地獄に落ちた高校生。修学旅行中に不慮の事故に遭った高校生の大助(神木)が地獄で出会ったのは、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド「地獄図(ヘルズ)」を率いる赤鬼のキラーK(長瀬)。キラーKの鬼特訓のもと、大助は現世への転生を目指して奮闘する。

 長瀬は「最高の作品ができたと思っています。こんな作品見たことありません。これから先も見ることはないでしょう。僕はすごく大好きです。胸を張って言います」と自信たっぷりにあいさつし「何も考えずに最初から最後まで楽しんで」と豪快に呼び掛けた。

 また、15、6年前から宮藤監督と親交があるという長瀬は「(随分前に)音楽やロックを取り入れた作品をやってみたいと話をしたことがあった」と明かし、「地獄の鬼役と聞いた時は、ぜひやらせていただきたいと思ったし、決まった後にも、監督に『これをもし僕以外の人がやっていたら、焼きもちを焼いてました』と言えちゃうぐらい愛せたキャラクターだった」と役への熱い思いを吐露した。

 会場では、キャストそれぞれが撮影中の“地獄エピソード”も披露した。長瀬は「バンドのライブシーンを撮っている時にギターソロのシーンがあったんだけど、僕がテンション上って踊り始めちゃったんです」と笑いながら回想。

 続けて「宮藤さんとは15、6年やっているので、(監督も)好きなんじゃないかなと思ったんですけど、あっさりカットされちゃいました」とガッカリした様子を見せると、宮藤監督は「これはさすがに、ふざけているなと思った。それも長瀬くんは2回もやった。『踊ったバージョンは撮れたので、次は弾いて下さい』と言ったのに、次は踊りながら歩き出して…今日は駄目だなと思った。俺の“地獄”だった」と嘆いて、笑いを誘った。

 一方、神木が「この映画の中で、唯一、拷問を受けているのは僕だけなんです。凍ったり、燃やされたり、剣山に落ちたり、ふっ飛ばされたり…。それを『へへへへへ。大丈夫ですか? 寒くないですか』とか言いながら監督が見ていました。あれは鬼でしたね」と語ると、宮藤監督は「神木くん、元気だったから」と釈明していた。

 映画は2月6日から公開。

(左から)宮藤官九郎監督、桐谷健太、尾野真千子

(左から)宮藤官九郎監督、桐谷健太、尾野真千子


芸能ニュースNEWS

2026年ボートレース新CM発表会 マチダ教官役の町田啓太「ボートレースに関わる全ての方々が、本当に高い熱量を持って取り組まれていることを肌で感じています」

2025年12月22日

 2026年ボートレース新CM発表会が、22日東京都内で行われ、CMに出演した町田啓太、ファーストサマーウイカ、生瀬勝久、細田佳央太、安斉星来、吉田晴登が登壇した。  一般財団法人 BOATRACE 振興会は、この日の登壇者を起用した新CM … 続きを読む

「良いこと悪いこと」最終回 “真犯人”が明らかに 「考察が当たっていた人すごい」「いじめは殺人、立派な犯罪だ」

ドラマ2025年12月22日

 間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の最終話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  「週刊アポロ」に、同級生の連続殺人事件で「ただ1人生き残ったいじめのリーダー格・A氏」として高木将 … 続きを読む

「ひと夏の共犯者」最終回 巧巳と眞希の恋が「はかなくて切ない」 「橋本将生くんの成長が見られた」「特別編が楽しみ」

ドラマ2025年12月20日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の最終話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

Willfriends

page top