長瀬智也、武井咲に対して「ちょっと“S”になっちゃう」 小雪「看護学校に通っていた」

2016年1月5日 / 17:29

武井咲(左)と小雪

 フジテレビの連続ドラマ「フラジャイル」の舞台あいさつ記者会見が5日、東京都内で行われ、出演者の長瀬智也、武井咲、野村周平、小雪、北大路欣也が登壇した。

 本作は、人知れず、命を救う病理医を主人公とした医療ドラマ。長瀬演じる病理医・岸京一郎は、イケメンだが毒舌で偏屈。患者の命、そして医療の正義のためなら、周囲とのあつれきなど一切いとわない。「強烈な変人だが、極めて優秀」と評されている。

 今回、強烈なキャラクターに挑戦する長瀬は「岸というのは、僕自身にとっても気になる存在。自分の体を使って、岸という人物像を具現化できたら」と熱い思いを吐露。また「病理という部署があることを、僕もこのドラマをやるまで知らなかった。日本では2千人ちょっとしかおらず、平均年齢も50歳ぐらいと聞いている。そういった“裏舞台のヒーロー”を僕らが描くことで、(病理医が)若い方や、誰かのヒーローになってくれたら」と作品への思いを語った。

 一方、新米病理医の宮崎智尋を演じる武井は「神経内科から病理科に入った新米の女の子。実年齢よりも子どもっぽく演じてほしいと(監督から)言われた。小動物のような存在として、岸先生に振り回される役どころを演じています」と自身の役を紹介した。

 「武井さんを振り回すのは役でも胸が痛む?」と問われた長瀬は「咲ちゃんの困った時の表情がすごくかわいくて、ちょっと“S”になっちゃいますね」とすっかり役を楽しんでいる様子。長瀬とは初共演となる武井も「思っていたよりも、すごく少年のような方なんだなと…(他番組で)TOKIOの皆さんとお会いした時は大人っぽい方だと思っていたのですが…」と長瀬の印象を笑顔で語った。

 また、外科医の細木まどかを演じる小雪は初の医師役だが「看護学校に通っていたことがあるので、医療知識には慣れている方かもしれない」と告白。「病理学や心理学などが好きだったし、勉強していたので、(専門用語の)せりふなども初めて見る感じではない」と話し、共演者を驚かせた。

 ドラマはフジテレビ系で13日午後10時から毎週水曜日に放送。


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