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昭和天皇役の本木雅弘、息子の感想明かす 「それぞれの苦悩は伝わった」

(左から)原田眞人監督、本木雅弘、役所広司、松坂桃李

 映画『日本のいちばん長い日』の大ヒット御礼舞台あいさつが13日、東京都内で行われ、出演者の役所広司、本木雅弘、松坂桃李と原田眞人監督が出席した。

 この作品は、半藤一利氏の同名ノンフィクションを映画化。太平洋戦争終結の舞台裏で日本の未来を信じ、戦争を終わらせるために戦った実在の人々を描く。

 公開5日目で観客動員25万人を突破。周囲の反応について尋ねられた陸軍大臣・阿南惟幾役の役所は「水野晴郎さんに似ていると言われてちょっとショックを受けているぐらい」と苦笑い。

 昭和天皇役の本木は、初日の舞台あいさつで17歳の息子が鑑賞したことを明かしていたが、「私が想像していた以上に息子は全体を理解していた」とその後を報告した。「なぜもっと早く終戦にこぎつけなかったのか、というジレンマを彼なりに感じたようだ。もちろん当時の状況など、終戦に向かうのがどれだけ難しい時代だったか、(登場人物が)それぞれの立場でどれだけ苦悩していたかということは伝わったようで、非常にありがたかった」と語り、父親の顔をのぞかせた。

 どんな人たちに見てほしいかを問われた本木は、原田監督からの耳打ちを受け「私が言うのもおこがましいですけど、皇室関係の方にご覧になっていただいてお叱りなり何なり受けたいと思う。ぜひ皇居で試写会を催していただけたら…」とアピールしたものの、「すみません、カットして下さい」と申し訳なさそうに続けた。

 この日の会場では、出席者が直筆でしたためた平和への思いを表す一文字をそれぞれ発表。「知」と書いた役所は「戦争だけでなくいろいろな国の歴史、自分の国の歴史、いろいろな国の人を知ることが平和につながるのでは」とコメント。

 「人」という漢字を書いた松坂は「平和を壊すのも作るのも守るのも人。これから先、平和な時代を築き上げていくのも僕ら人だと思うので、祈りを込めてこの字を選びました」と明かした。

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