石丸幹二“チャプリン愛”を語る 「僕にとってはテキストでバイブル」

2015年7月21日 / 20:31

 チャプリン風のポーズを取る石丸幹二

 映画『チャップリンからの贈りもの』の公開記念イベントが21日、東京都内で行われ、ゲストとして俳優の石丸幹二、日本チャップリン協会会長の大野裕之氏が登壇した。

 本作は、1978年にスイスで実際に起こった“チャプリン遺体誘拐事件”を映画化。貧しい移民の2人組による犯行という事実を基に、ユーモアたっぷりに描く。

 「事件については知らなかった」という石丸は、大野氏から「当時、ヨーロッパで有名人の遺体身代金誘拐がはやっていたんですよ」と聞かされ、「ブームだったってことですか? いや~、恐ろしい」と驚いた様子だった。

 石丸は、劇中の2人組について「(犯人の娘役で)かわいいおじょうちゃんが出てくる。この子のためだったら墓を掘るか、と思っちゃうお父さんの気持ちも分からなくもない」と率直な感想を語り、笑いを誘った。

 また、チャプリンの名作を世界で初めて舞台化した「ライムライト」で主役を務めている石丸は、あらためて“俳優チャプリンの魅力”について尋ねられると「どの映画を見ても愛くるしい。見ている人たちに、この人はいい人だなと思わせるいろんなものが備わっている」と語り、「そこは俳優の一人として学びたいところ。だから彼の映画というのは、僕にとってはテキストであり、バイブルかもしれません」と語った。

 さらに「いつも舞台に出る前に、自分の中に(チャプリンが持っていた)弱者に対する思いや愛があるかと問います。その心を持って人を怒ったり、なだめたり、だましたりする。でも、その根底にはやはり愛がある、それがチャプリンらしさなんだと思います」と語った。


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