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広瀬すず、声優初挑戦を絶賛される 「この3年間で一番緊張しました」

(前列左から)広瀬すず、染谷将太、役所広司、宮崎あおい、大泉洋、(後列左から)細田守監督、バケモノ・熊徹の着ぐるみ

 映画『バケモノの子』の初日舞台あいさつが11日、東京都内で行われ、声優を務めた役所広司、宮崎あおい、染谷将太、広瀬すず、大泉洋、細田守監督ほかが出席した。

 バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちのすむ異世界での修業と冒険や、リアルな渋谷の街を舞台にしたアクションなどを描く冒険活劇。

 ヒロインの女子高生・楓の声を演じた広瀬は、これが声優初挑戦。「自分の声をスクリーン上で聞いても不思議な感じで、まだ慣れない」というが、細田監督は「ワンテーク目からなんでこんなことができるんだというぐらい、臨場感があった」と広瀬を絶賛。「この前、リリー(・フランキー)さんとお酒を飲みながら『広瀬すず、天才だ』みたいな話を1時間41分ぐらいしていました」と“広瀬トーク”で盛り上がったことを明かした。

 それでも広瀬は「3年間この(芸能の)お仕事をしてきた中で、一番緊張しました」と回想。「楓ちゃんのせりふは、見ている人にちゃんと届けたい。でも結構長いし尺も決まっているし、それをどうやろうか考えていると冷や汗をかいてしまって、最初に予告の一言を撮ったときも、声がガタガタでした」と反省点を口にしていた。

 一方、夏休み映画であることにちなんだ「もし3日間、夏休みあったとしたら?」という質問に、広瀬は「うーん、4日間でもいいですか? それなら最初の1日は家に引きこもって、あとの3日は地元に帰ります」と回答。

 すかさず「3日間でいいじゃん! 最初の1日引きこもっているなら!」と突っ込んだ大泉は「1日は昼まで寝たいから」とマイペースに話す広瀬に「う~ん(もどかしさを)我慢してたけど、できなかった」と苦笑いだった。

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