三浦貴大「お母さんが京香さんでよかった」 鈴木京香、子を戦地に送り出す母親役

2015年5月28日 / 20:23

映画『おかあさんの木』の完成披露舞台あいさつに登壇した出演者たち

 戦後70年企画作品として東映が製作した映画『おかあさんの木』の完成披露舞台あいさつが28日、東京都内で行われ、出演者の鈴木京香、三浦貴大、田辺誠一、磯村一路監督が登壇した。

 7人の息子を次々と兵隊にとられ、そのたびに桐の木を植えて息子たちの無事を祈る母親を演じた鈴木は「悲しいけど、すてきなお話。母親の強い愛と、その母親を思ってくれる息子たちの、優しい愛に満ちた映画です。たくさんの方に見ていただけたら」と穏やかに呼び掛けた。

 笑顔で子どもを戦地に送らなければならなかった当時の母親について、「気持ちを押し殺してというのは、どんなにつらいことだっただろう」と思いを寄せた鈴木は、「頭の中では、難しい役だからしっかり役をつくらなきゃと思っていたけど、一郎、二郎、三郎、四郎、五郎と送り出す中で、それぞれの息子を前にしたら自然にその気持ちになれたと思います」と撮影を振り返った。

 次男の二郎役を演じた三浦も「僕も同じ。どう気持ちをつくっていくか、いろいろなことを考えていたけど、現場に立つとそこに京香さん演じるお母さんがいた。これが母と別れて戦地に向かう気持ちなのかと自然と感じられた」と回顧。「本当にお母さんが京香さんでよかった」と感謝する三浦に、鈴木も「うれしいです。ありがとうございます」と感極まった様子だった。

 映画は6月6日から全国ロードショー。


芸能ニュースNEWS

「パラレル夫婦  死んだ“僕と妻”の真実」「別々の世界線を生きる。夫婦の新しい形」「強くて優しくてはかない物語だった」

ドラマ2025年6月18日

 「パラレル夫婦  死んだ“僕と妻”の真実」(カンテレ・フジテレビ系)の第12話(最終回)が、17日に放送された。  本作は、事故で死別した夫婦(伊野尾慧、伊原六花)が“奇跡の再会”に振り回されながら、お互いの「死の真相」と「不倫の真相」を … 続きを読む

「続・続・最後から二番目の恋」“広行”浅野和之と“和平”中井貴一のドタバタ劇に爆笑 「手錠でトイレと土下座なんて、腹筋崩壊した」

ドラマ2025年6月17日

 小泉今日子と中井貴一のダブル主演するドラマ「続・続・最後から二番目の恋」(フジテレビ系)の第10話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)。  本作は、テレビ局プロデューサー・吉野千明(小泉)と、鎌倉市役所で働く公務員・長倉和平( … 続きを読む

日曜劇場「キャスター」「ある意味、伝説の日曜劇場になってしまったかも」「果たして続編はあるのか」

ドラマ2025年6月16日

 日曜劇場「キャスター」(TBS系)の第10話(最終回)が、15日に放送された。  本作は、型破りなキャスターの進藤壮一(阿部寛)が、テレビ局の報道番組を舞台に、闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく社会派エンターテインメント。(*以下、ネ … 続きを読む

「神説教」最終回 “静香”広瀬アリスの最大の神説教に「しびれた」 「金八先生やヤンクミみたいに続編に期待」

ドラマ2025年6月16日

 広瀬アリスが主演するドラマ「なんで私が神説教」(日本テレビ系)の最終話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  静(広瀬)を陥れようとする生徒・脇坂(萩原護)によって「強制退学者リスト」が流出し、学園には保護者やマスコミから説明 … 続きを読む

「ムサシノ輪舞曲」10年愛を終える“阿川”正門良規が「いい男過ぎる」 “ヨリコ”影山優佳とのシーンは「心臓がキューッとなった」

ドラマ2025年6月16日

 正門良規(Aぇ! group)が主演するドラマ「ムサシノ輪舞曲」(テレビ朝日系)の第9話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  阿川龍平(正門)は、沼田ヨリコ(影山優佳)から思いがけない告白を受ける。これまで武蔵原環(高梨臨) … 続きを読む

Willfriends

page top