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浅野忠信、主演作に自信「今の自分にしか演じられない役」 濃厚ラブシーン演じた二階堂ふみを絶賛

(左から)熊切和嘉監督、藤竜也、浅野忠信、二階堂ふみ、高良健吾、紋太くん

 映画『私の男』公開直前プレミア試写会が2日、東京都内で行われ、出演者の浅野忠信、二階堂ふみ、高良健吾、藤竜也と熊切和嘉監督、紋別観光大使の紋太くんが出席した。

 直木賞作家・桜庭一樹氏のベストセラー小説を映画化した本作は、流氷に包まれる北海道・紋別と東京を舞台に、家族の愛を知らずに育った少女・花(二階堂)と、花を引き取ることになった遠縁の男・淳悟(浅野)の秘密と禁断の愛を描く。

 昨年に芸能生活25周年を迎えた浅野は「30代は役者としてもなかなか大変なことが多く、40代になったらこういう役を演じたいとイメージしていた役でした」と振り返り、「40歳になった今の自分にしか演じられない役だと思っています」と自信をのぞかせた。

 かねて桜庭氏の小説のファンだったという二階堂も「今回のお話を頂く2年ほど前に熊切監督とお会いして、“絶対に監督と私は一緒にお仕事をしなければならない”と思っていましたので、お話を頂いたときは、運命の作品だと思いました」と語った。また、二階堂との濃厚なラブシーンを演じた浅野は「このすごい役をこの若さで演じ切ったのはすごいこと。また機会があれば一緒に仕事がしたいです」と絶賛した。

 禁断の愛のかたちを描く本作にちなみ、これまでに犯してしまったタブーについて問われた浅野は「まったくそんなことはないです。僕はとても真面目ですし、人の手本になる生き方しかしたことがない」と苦笑交じりに言い切った。二階堂は「洋服が大好きで、もう家に入りきらないので近々引っ越しも考えていますが、それでも買ってしまいます」と語り、高良は「夜中にカップラーメンを食べてしまって、朝に後悔します」と笑わせていた。

 映画は6月14日から新宿ピカデリーほか全国ロードショー。

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