“今年最も輝いた女性”を選出する「ＶＯＧＵＥ ＪＡＰＡＮ Ｗｏｍｅｎ ｏｆ ｔｈｅ Ｙｅａｒ ２０１３」の授賞式が２６日、東京都内で行われ、受賞した女優の樹木希林、八千草薫らが登壇した。
現在公開中の映画『くじけないで』で主演も務めた八千草は、トロフィーを手に「若い方に交じって少々照れていますが大変うれしく思っております」とコメント。輝き続ける女性でいるためのメッセージとして、会場に準備されたスーパーカーに「いつも楽しく」と書き込み「シンプルですが、何事も楽しい気持ちを持ってやれたらと思い暮らしております」と語った。
一方の樹木は「７０歳になりまして、持っているものを一つずつそぎ落とすような時間を過ごしておりますが、そんな中でもこのような賞を頂いてしまって戸惑っております」と照れ笑い。今年３月に開催された日本アカデミー賞の席で「全身がん」を告白した樹木だが、この一年を「療養の一年」と位置付け、ここ最近の体調については「ずっと同じ。悪くはなってない。まあ年は取ってますけど」と語った。体調をキープする秘訣（ひけつ）を尋ねられると「やっぱり整形と化粧でしょうね」と冗談を飛ばしつつ「あとは“皇潤”！」と隣の八千草を引き合いに、会場の笑いを誘った。