渡辺謙「死にもの狂いで作った映画」 『許されざる者』公開に涙

2013年9月14日 / 18:17

 映画『許されざる者』の公開記念舞台あいさつが14日、東京都内で行われ、出演者の渡辺謙、佐藤浩市、柳楽優弥、忽那汐里、小池栄子、李相日監督が登壇した。

 本作は、クリント・イーストウッド監督・主演の『許されざる者』を、日本版としてリメークしたもの。明治初頭の北海道を舞台に、かつて“人斬り十兵衛”と恐れられた男が、再び刀を手にする姿を描く。

 本作に企画の段階から携わってきた渡辺は「この映画に関しては、李相日監督にすべてを委ねたつもり。監督の描きたいものに(対して)一俳優としてどこまでできるか…。ケツの穴まで見せて心の全部をさらけ出して、そうやって俳優として対面した映画です」と語った。

 また「掛け値なしに李監督を旗頭としてスタッフ、キャストが死にもの狂いでやった映画。それがこうやってお客さんに届き、これからお客さんに育てていただくのだなと、今すごく実感しています」と目にうっすらと涙を浮かべながら語った。

 一方、町の絶対的な支配者を演じた佐藤も「李監督と渡辺謙の2人と(仕事が)できるということだけでも、僕の中で血湧き肉躍るものがあったし、少なくとも僕の50代の後半を決めてくれる何かになった」と語った。

 李監督も「10代のころにオリジナルを見たときは、真実を訴えようとする衝撃だけが強く残った。若い方には、すべてが分からなくとも脳内にこびりつく何かを発見してもらえたら」とメッセージを送った。


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