高橋みなみ、いじめ問題に真剣コメント 「関心を持ち心に寄り添うことが大事」

2013年8月2日 / 19:22

 司会を務める高橋みなみ

 NHK「いじめをノックアウト」のスペシャル番組「そろそろマジで動きましょうよ!~めざせ100万人の行動宣言~」のスタジオ取材会が2日、東京都内で行われ、AKB48の高橋みなみほかが出席した。

 番組で4月から司会を務めてきた高橋は「大人になって社会に出るとすごく世界が広くなるけど、学生の時は、学生の小さな社会がすべて。その中で、彼らがいじめの問題とどう向き合っていったらいいのかを一緒に考えていきたい」と真剣な表情で語った。

 番組では、10月26日~11月4日を“いじめに何かしてみる10日間”とし、全国から“行動宣言”を募集。高橋も「“知らない”は言わない、“見てない”は言わない」という宣言をポスターに書き込んだ。

 「知らないと言うのは簡単だけど、この言葉で片付けてしまうのはすごく申し訳ない。知らないで済む問題ではないし、知らないなら分かるために努力をするべき」とコメント。いじめの傍観者の問題にも触れ「見てないわけがない。子どももそうだし、大人もそう。みんながどれだけ関心を持って心に寄り添えるかが大事」と力強く語った。

 また、AKB48の総監督として心掛けていることを聞かれると「話をすること。コミュニケーションはとても大事」と答え「学生の時は1、2歳上の先輩にとても距離を感じるけど、社会に出ると実はすごく近い存在。私も若い子に接するときは、話し掛けやすいようにニコニコして、『おはよ~』と気さくにあいさつしている。彼女たちとの距離を埋めるのはとても大事」と明かした。

 番組はNHK Eテレで9月7日、午後7時~7時55分、8時~9時30分に放送。


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