エンターテインメント・ウェブマガジン
「七つの会議」記者発表会見に出席した吉田鋼太郎
土曜ドラマ「七つの会議」記者発表会見が10日、東京都内で行われ、出演者の東山紀之、吉田鋼太郎が出席した。
同作は、大手電機メーカーの下請けである中小企業を舞台に描かれる、「隠蔽(いんぺい)」「内部告発」を題材としたサスペンスドラマ。主演の東山は、思いがけない出来事をきっかけに、それまで知らなかった会社の謎に迫り、深い闇と向き合うことになる主人公のサラリーマン・原島を演じる。
本作で、吉田をはじめ石橋凌や長塚京三といったベテラン俳優陣と共演した東山は「僕にとっては殴り合わない格闘技のような日々。先輩たちとの総当たり戦で日々クタクタになった記憶がある。皆さん本当に強いので、気持ちのいい敗北感を毎日味わっていました」と充実の表情を見せた。
一方で、東山は「ある日の撮影では、8人ぐらいおじさんばっかりがそろって、その地味さと言ったらなかった」と冗談交じりのコメントも。「僕は、割と華やかな世界に生きてきたので“こんなに地味なのは久しぶりだな”と新鮮だった。(KAT-TUNの)田口(淳之介)がいて助かった」と話し、報道陣を笑わせた。
また、役作りのため白髪メークで撮影に挑んだ東山に「それでもにじみ出てしまう“イケメン”を封印するために工夫したことは?」という質問も出た。東山は「そういうふうに思っていただけるのはありがたいですが…」と苦笑しながら「やっぱり大事なのは原作、脚本に忠実にやること。あとは、僕がどんな球を投げても素晴らしい先輩がバンバン取ってくださるのでその安心感の中で演じることができた」と振り返った。
そんな東山に対し、吉田も「今回、うだつが上がらないサラリーマン役ということで、彼はチャレンジをしたと思う。イケメンなのに、イケメンを(前面に)押してないというところがすごいし、彼が作品の芯となっている。あらためて尊敬しました」と称賛。
さらに「普段はせりふも完璧な東山君が、珍しく何回もせりふをかんだり飛んだりする日があった。“どうしちゃったんだろうな?”と思っていたら、ちょうどその日が第2子のお嬢さんが生まれるか、生まれないかという日だった」とエピソードも披露した。吉田が「ドキドキして芝居どころじゃなかったんだと思う。そういう人間的なところが見られて印象的だった」と語ると、演出を担当した堀切園健太郎氏も「生まれた日の翌日は、朝から東山さんのテンションがすごかった。『何でもやります!』と笑顔が絶えない感じ。ドラマの設定上『東山さん、取りあえずその笑顔を隠してくれませんか』とお願いしたぐらい」と笑いながら明かした。
7日に高視聴率でスタートしたTBS系ドラマ「半沢直樹」も本作の原作者・池井戸潤氏の作品。視聴率に対する意気込みを聞かれた東山は「作品としては素晴らしいと思うので、あとは神のみぞ知る。良き作品を作るということが大前提で、そのためにエネルギーを注いだことは間違いない」と力強くコメントした。
ドラマは、7月13日から、NHK総合で、毎週土曜日午後9時~9時58分放送(全4回)。
ドラマ2025年9月17日
「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」(フジテレビ系)の第9話が、16日に放送された。 本作は、日本ではまだ制度としての確立も曖昧な“おとり捜査”に真正面から挑む、警視庁内の異端チーム・通称“スティンガース”の活躍を描く、完全オリジ … 続きを読む
ドラマ2025年9月17日
本田翼が主演するドラマ「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」(カンテレ・フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 北くん(岩瀬洋志)が突如いなくなって2日、南(本田)た … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年9月16日
先日上演を発表した、日本発のオリジナルミュージカルを世界へ発信する、末満健一のオリジナルミュージカル“MOJOプロジェクト”待望の第2弾、ミュージカル「どろんぱ」supported by にしたんクリニック。 主演・小池徹平、共演・屋比 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年9月16日
二人きりで織りなす愛と感動の物語が、あの“あしながおじさん”のストーリーが、3年ぶりに待望の再演。 12月12日(金)~2026年1月2日(金)まで、東京・日比谷のシアタークリエで上演するミュージカル「ダディ・ロング・レッグズ」。 … 続きを読む
ドラマ2025年9月16日
磯村勇斗が主演するドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」(カンテレ・フジテレビ系)の第10話が、15日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 希望する大学への推薦が決まった斎藤(南琴奈)が学校を休んでいると知った鷹野(日高由起 … 続きを読む