東山紀之、“イケメン”封印で役作り 「七つの会議」記者発表

2013年7月10日 / 16:54

 土曜ドラマ「七つの会議」記者発表会見が10日、東京都内で行われ、出演者の東山紀之、吉田鋼太郎が出席した。

 同作は、大手電機メーカーの下請けである中小企業を舞台に描かれる、「隠蔽(いんぺい)」「内部告発」を題材としたサスペンスドラマ。主演の東山は、思いがけない出来事をきっかけに、それまで知らなかった会社の謎に迫り、深い闇と向き合うことになる主人公のサラリーマン・原島を演じる。

 本作で、吉田をはじめ石橋凌や長塚京三といったベテラン俳優陣と共演した東山は「僕にとっては殴り合わない格闘技のような日々。先輩たちとの総当たり戦で日々クタクタになった記憶がある。皆さん本当に強いので、気持ちのいい敗北感を毎日味わっていました」と充実の表情を見せた。

 一方で、東山は「ある日の撮影では、8人ぐらいおじさんばっかりがそろって、その地味さと言ったらなかった」と冗談交じりのコメントも。「僕は、割と華やかな世界に生きてきたので“こんなに地味なのは久しぶりだな”と新鮮だった。(KAT-TUNの)田口(淳之介)がいて助かった」と話し、報道陣を笑わせた。

 また、役作りのため白髪メークで撮影に挑んだ東山に「それでもにじみ出てしまう“イケメン”を封印するために工夫したことは?」という質問も出た。東山は「そういうふうに思っていただけるのはありがたいですが…」と苦笑しながら「やっぱり大事なのは原作、脚本に忠実にやること。あとは、僕がどんな球を投げても素晴らしい先輩がバンバン取ってくださるのでその安心感の中で演じることができた」と振り返った。

 そんな東山に対し、吉田も「今回、うだつが上がらないサラリーマン役ということで、彼はチャレンジをしたと思う。イケメンなのに、イケメンを(前面に)押してないというところがすごいし、彼が作品の芯となっている。あらためて尊敬しました」と称賛。

 さらに「普段はせりふも完璧な東山君が、珍しく何回もせりふをかんだり飛んだりする日があった。“どうしちゃったんだろうな?”と思っていたら、ちょうどその日が第2子のお嬢さんが生まれるか、生まれないかという日だった」とエピソードも披露した。吉田が「ドキドキして芝居どころじゃなかったんだと思う。そういう人間的なところが見られて印象的だった」と語ると、演出を担当した堀切園健太郎氏も「生まれた日の翌日は、朝から東山さんのテンションがすごかった。『何でもやります!』と笑顔が絶えない感じ。ドラマの設定上『東山さん、取りあえずその笑顔を隠してくれませんか』とお願いしたぐらい」と笑いながら明かした。

 7日に高視聴率でスタートしたTBS系ドラマ「半沢直樹」も本作の原作者・池井戸潤氏の作品。視聴率に対する意気込みを聞かれた東山は「作品としては素晴らしいと思うので、あとは神のみぞ知る。良き作品を作るということが大前提で、そのためにエネルギーを注いだことは間違いない」と力強くコメントした。

 ドラマは、7月13日から、NHK総合で、毎週土曜日午後9時~9時58分放送(全4回)。


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