東山紀之、必殺仕事人に新たな覚悟 「誰が何といおうと続けていきたい」

2013年2月13日 / 18:16

 茂本ヒデキチ氏が墨で絵馬に描いた“渡辺小五郎”

 テレビ朝日スペシャルドラマ「必殺仕事人2013」ヒット祈願イベントが13日、東京都内で行われ、主演の東山紀之が出席した。

 2007年7月に「必殺仕事人2007」として復活以来、連続ドラマ、スペシャルドラマとして放送されてきた“東山版”必殺仕事人。今回のスペシャルドラマでは、“黄門さま”でおなじみの里見浩太朗が、俳優人生57年にして初の“悪役”に挑む。

 渡辺小五郎役で主演を務める東山は、見どころとして、ラストシーンで見せる里見演じる剣豪との壮絶な斬り合いを挙げ「やはり剣を交えた者同士だけが分かる“心の持ちよう”というのがある。僕にとって、里見さんは恩人のような方。そういう方と剣を交えさせていただくということは、この世界に入って一番の喜びといっても過言ではない」と語った。

 また「時代劇は日本の文化。僕も40歳を過ぎてから日本語の美しさや奥深さ、日本文化の素晴らしさというものにあらためて気付かされた。必殺仕事人という歴史あるものに携われることは幸せなこと。作り手や、いろんな方の思いを引き受けて、誰が何と言おうと続けていきたい」と時代劇への思いを熱く語った。

 同作が放送されるのは、くしくも前シリーズの主役・中村主水を演じた故・藤田まことさんの命日。東山は「やはり(藤田さんが)導いてくれたんじゃないかな。藤田さんが主水をやった41歳に僕も小五郎という役をもらった。その思いを受け継いでいかなければと、新たな覚悟を感じました」と心境を語った。

 この日は、墨によるドローイングを得意とするイラストレーター・茂本ヒデキチ氏が、ヒットを祈願して3畳分ある巨大絵馬に、東山演じる小五郎の姿を即興で描き上げた。

 その技に圧倒された東山は「ニューヨークの現代美術館あたりに飾りたい。僕も写真撮りたいから、誰か僕の携帯持ってきて!」と大興奮だった。

 ドラマは、2月17日、午後9時からABC・テレビ朝日系24局ネットでオンエア。


芸能ニュースNEWS

メジャーリーグを舞台にした「Take Me Out」開幕  原嘉孝「精いっぱい考えながら演じていきたい」

舞台・ミュージカル2025年5月16日

 舞台「Take Me Out」初日前会見&公開ゲネプロが16日、有楽町よみうりホールで行われ、出演者の玉置玲央、三浦涼介、原嘉孝ほかが登壇した。  本作は、メジャーリーグを舞台に同性愛者であることを告白した名選手とそのチームを描いた作品で … 続きを読む

「波うららかに、めおと日和」「メールですぐに連絡が取れる令和の時代に昭和が刺さる」「携帯がない時代の恋愛にドキドキする」

ドラマ2025年5月16日

 「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系)の第4話が、15日に放送された。  本作は、西香はち氏の同名コミックを原作に、昭和11年を舞台に、突然舞い込んだ縁談から帝国海軍に勤める江端瀧昌(本田響矢)と交際ゼロ日婚したなつ美(芳根京子)の … 続きを読む

「PJ ~航空救難団~」「キャスト陣のリアルさあふれる訓練の様子は本当にすごい」「内野聖陽の暑苦しさが魅力。暑苦し過ぎて涙が出てくる」

ドラマ2025年5月16日

 「PJ ~航空救難団~」(テレビ朝日系)の第4話が、15日に放送された。  本作は、航空自衛隊航空救難団に所属する救難員(通称PJ/パラレスキュージャンパー)を育てる救難教育隊の教官・宇佐美誠司(内野聖陽)と、選抜試験を突破した訓練生たち … 続きを読む

「Dr.アシュラ」“朱羅”松本若菜と“ナオミ”小雪のWオペに反響 「動脈瘤と腕の同時手術がすごかった️」「ゾクゾクした」

ドラマ2025年5月15日

 松本若菜が主演するドラマ「Dr.アシュラ」(フジテレビ系)の第5話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、時に重症患者2人を同時にオペするなど、鬼神・阿修羅のごとく振る舞う様子から“アシュラ先生”と呼ばれるスーパー救命 … 続きを読む

「天久鷹央の推理カルテ」“鷹央”橋本環奈が手術室殺人の謎を解明 「2週にわたる伏線回収がすばらしかった」

ドラマ2025年5月14日

 橋本環奈が主演するドラマ「天久鷹央の推理カルテ」(テレビ朝日系)の第4話が、13日に放送された。(※以下、ネタバレあり)。  本作は、驚異の知能を誇る診断医・天久鷹央(橋本環奈)が、内科医・小鳥遊優(三浦翔平)と医学的な知見と診断能力を武 … 続きを読む

Willfriends

page top