寺島しのぶ、若松監督の“予言”を明かす 「子どものことは監督に感謝です」

2013年3月9日 / 15:57

 (左から)染谷将太、高良健吾、佐野史郎、寺島しのぶ、高岡蒼佑、井浦新

 映画『千年の愉楽』の初日舞台あいさつが9日、東京都内で行われ、出演者の寺島しのぶ、佐野史郎、高良健吾、高岡蒼佑、井浦新、染谷将太が取材に応じた。

 昨年10月に亡くなった若松孝二監督の遺作となった本作は、作家の中上健次氏が故郷の紀州を舞台につづった小説を映画化したもの。

 助産師を演じた寺島は「今日は監督がここにいらっしゃると思って臨みます」と語り、りりしい表情を見せた。佐野も「若松座長率いる一座の公演が始まったという感じ。監督の体はここにはないけれど、スクリーンの中には魂がある。僕らの魂がスクリーンで生きるのと同じで、共に生き続けるんだと思います」と若松監督への思いを熱く語った。

 また、本作の撮影終了後に妊娠し、昨年9月に長男を出産した寺島は「監督が『僕の映画に出た人は必ず子どもができるんだよ。人間は鬼気迫るものを感じると子どもができるもの。寺島さんも絶対にできるよ』っておっしゃていて。私は『もうできないと思う』って言ってたのに本当にできた。監督はすごく喜んで、一番最初に『ほらね!』って電話をくれました」とエピソードを披露した。

 すると井浦も、若松監督の『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』の出演後に父親になったことを告白。寺島は「『キャタピラー』の大西(信満)くんもそうだし、そういうのってあるんでしょうね。自分の子どものことは監督に感謝ですね」と感慨深げに語った。


芸能ニュースNEWS

「ぼくたちん家」“索”手越祐也の「翼をください」に号泣 「涙なしでは見られない」「エンディングとのリンクに感激」

ドラマ2025年12月1日

 及川光博が主演するドラマ「ぼくたちん家」(日本テレビ系)の第8話が、30日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、心優しきゲイ・波多野玄一(及川)と、彼が出会ったクールなゲイの青年・作田索(手越祐也)、トーヨコ中学生の楠ほ … 続きを読む

「ザ・ロイヤルファミリー」「現実のジャパンカップがドラマと重なった」「このドラマを見ていると競馬がどんどん好きになる」

ドラマ2025年12月1日

 日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)の第8話が、30日に放送された。  妻夫木聡主演の本作は、早見和真の同名小説をドラマ化。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間 … 続きを読む

「ひと夏の共犯者」“巧巳”橋本将生のキスシーンの予告に「心臓がバクバク」 「愛衣那は眞希を責めないでほしい」「巧巳と眞希は幸せになって」

ドラマ2025年11月29日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の第9話が、28日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む

「コーチ」「向井チルドレンのチームワークが最高」「唐沢さんの配役が最高に効いている」

ドラマ2025年11月29日

 「コーチ」(テレビ東京系)の第7話が、28日に放送された。  本作は、堂場瞬一氏の同名小説をドラマ化。警視庁人事二課から派遣された特命職員向井光太郎(唐沢寿明)の的確なアドバイスによって、悩みを抱えた若手刑事たちが刑事としても人間としても … 続きを読む

映画『どうしようもない10⼈』の公開が決定 荒廃した近未来を舞台にしたガン・アクション

映画2025年11月28日

 映画『どうしようもない10⼈』が、2026年2⽉21⽇(⼟)から都内・新宿Kʼs cinemaで公開されることが決定した。  本作の舞台は、⽇本が3つに分断され、荒廃した未来世界=ワイルドタウン。⾷うに困る時代に、1⽇1粒で満腹になる“マ … 続きを読む

Willfriends

page top