米倉涼子、舞台での芝居が評価され感激 三谷幸喜「平成の菊田一夫を目指す」

2012年4月20日 / 16:40

 「この賞を取ったことで、なにか自分の中で変わりましたか?」との質問に「菊田さんに倣ってメガネを替えてみた」と発言した三谷幸喜(左)と米倉涼子 (c)KYODONEWS

 「第三十七菊田一夫演劇賞」授賞式が20日、東京都内で行われ、演劇大賞は三谷幸喜氏が、演劇賞を米倉涼子、石丸幹二、瀬奈じゅん、柚希礼音、特別賞をこまつ座と司葉子が受賞した。

 「国民の映画」「ベッジ・パードン」「90ミニッツ」の作・演出が評価された三谷氏は「(菊田氏同様に)僕も演劇をエンターテインメントとして楽しんでもらうことを目的に作っているので、すごく光栄です」と喜びの言葉を伝えた。さらに、「『平成の菊田一夫』と呼ばれるようになりたい。そしてゆくゆくは先生に倣って、東宝の取締役になりたい」と、得意の三谷節で会場を沸かせた。

 また、舞台「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラ役の演技が評価された米倉は「役者である以上、こういうすてきな賞を頂けると本当にうれしい。舞台のお芝居で評価されたのは初めてだったので、本当にうれしいです」と興奮気味に喜びをあらわにした。「CHICAGO」でブロードウェーの舞台に立つことについては「英語は大丈夫じゃないかな。スカイプで現地スタッフとコミュニケーションを取っています」と、自信をのぞかせた。


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