【美女と男子インタビュー】仲間由紀恵「こういう年下男子を、お姉さんたちは『育てがいがある』と感じているはず」 突然芸能事務所のマネジャーとなったキャリアウーマン役

2015年4月14日 / 14:03

 田渕久美子作・脚本のNHKドラマ「美女と男子」(14日スタート、毎週火曜日午後10時、連続20回)で、IT企業から突然傘下の芸能事務所に出向を命じられ、スカウトした新人俳優、向坂遼(町田啓太)と共に、芸能界で奮闘するマネジャーの沢渡一子を演じる仲間由紀恵。勝手の違う世界の荒波にもまれ、向坂とも衝突を繰り返しつつも不思議な絆が芽生える日々が描かれる。コメディエンヌとしての才能を発揮する仲間に、ドラマの見どころを聞いた。

 

 沢渡一子を演じる仲間由紀恵

沢渡一子を演じる仲間由紀恵

-相手役の町田さんにはどんなイメージを持っていましたか。

  私も出演していた「花子とアン」では花子の夫である英治の弟、郁弥を演じられていましたが、その時も普段のイメージも常に笑顔で明るい感じです。でも、今回の撮影に入ってからは、私の中で郁弥という役が思い出せなくなるぐらい、遼という役を作り込んでいます。幅のある俳優さんですね。演技について二人で相談することもあります。

-どんなことを相談するのですか。

  例えば、一子が社長から「あれ(出向)は左遷だ」と言われてショックのあまり飛び出して、遼とたまたま会うシーンがあります。(精神的に)激しく揺れている一子がそこで見つけたスターの原石をどうして拾っていくのかというシーンの二人の距離の詰め方を相談しました。あと2歩進んだ方がいいのかどうなのか。そんなことも相談できるのでとても頼もしいです。

-一子のキャラクターはどんなふうに作っていきましたか。

  気が強くて野心的。でもがつがつ感が強過ぎるが故に、同僚の気持ちを分かってあげることができない、とても残念な人(笑)。演じてみると想像以上にきつい女性だったので、一つ一つ現場で修正しながら作っていきました。演じるにはパワーが要ります。毎回、怒鳴ったり怒ったり。これは体力が必要だなって思いました(笑)。

-一子に共感するところはありますか。

  結婚もしているし仕事ばかりやっているわけではないのですが、自分が弱いと思いたくなくて、自分で自分の尻をたたいて盛り上げてきた人だと思います。自立した女性として認めてもらうために頑張っている部分が大好きです。

-20回という長丁場なので、体調管理が大切ですね。

  NHKのスタジオでの撮影なので、食堂の副菜がお気に入りです。お野菜が多くてバランスがいいので(笑)。

-劇中ではエキストラも経験しますね。

  エキストラの役だと私たちもスタッフや共演者から構われなくなってきます。それにエキストラの方はご自分で防寒対策もしていて、自分で役を作っているんです。いろいろ新しい発見がありました。

-遼のような男性をどう思いますか。

  こういうタイプの年下男子を、お姉さんたちは「育てがいがある」と感じていると思います(笑)。本気になれるものを見つけた時の彼はすてきだなと思います。視聴者の方も一子と同じような気持ちで見守ってくれると思っています。

-3部構成で20話ということで、いろいろなことが描けますね。

  彼らが人として、どう成長できるか。これからあっという出来事も起きますので楽しみにしていてください。


特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

【K-POPもKドラマも深読みしたら韓国が見えた】#「オディソパンマリヤ」、なぜKドラマのケンカは「タメ口」から始まるのか

ドラマ2026年7月23日

 K-POPや韓国ドラマは、エンターテインメントであると同時に、韓国社会を映す鏡でもある。何気ない言葉やしぐさ、習慣の背景をたどると、その国ならではの価値観や歴史、人との関わり方が見えてくる。この連載では、韓国カルチャーを入り口に、知ってい … 続きを読む

星乃あんな「この映画で「ザ・Jホラー」の魅力を思う存分に感じてほしいと思います」『だぁれかさんとアソぼ?』【インタビュー】

映画2026年7月23日

 若者たちの間でひそかにはやる絶対にやってはいけない遊び。それは、学校の誰もいない階段の13段目でカセットテープに日付と名前を吹き込むと、名前を吹き込まれた人は死ぬというものだった…。「呪怨」シリーズの清水崇監督が、アイドルグループ「FRU … 続きを読む

望海風斗&坂本昌行が初共演で挑む、新たな「ファニー・ガール」 「元気とパワーと自信をもらえる作品」に【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年7月22日

 望海風斗と坂本昌行が出演するミュージカル「ファニー・ガール」が、9月8日から日生劇場で上演される。本作は、ニューヨークのブロードウェーレビュー、ジーグフェルド・フォリーズの大看板だったファニー・ブライスの伝記ミュージカルとして1964年に … 続きを読む

八津弘幸 「豊臣兄弟!」本能寺の変は「僕と小栗旬さんの思いを込めた」脚本家が語る舞台裏【大河ドラマ「豊臣兄弟!」インタビュー】

ドラマ2026年7月18日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(総合 毎週日曜 夜8:00~ほか)。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄の秀吉(池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中だ。中盤のクライ … 続きを読む

内野聖陽、念願のリア役にかける思いとは 「リア王 -KING LEAR-」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年7月17日

 シェークスピア四大悲劇の一つ「リア王」が内野聖陽の主演で9月21日から上演される。舞台、映画、テレビと各方面で活躍し、硬軟・老若を問わず多彩な役柄を演じ分ける実力派の内野。ドラマ「ゴールドサンセット」の劇中劇で「リア王」を演じた経験と熱い … 続きを読む

page top