仲間由紀恵、伯爵令嬢から“嫌な”マネジャーへ  上から目線の役に「結構楽しかった」

2015年4月1日 / 16:35

 会見に出席した仲間由紀恵(左)と町田啓太

 NHKのドラマ10「美女と男子」の試写会および会見が1日、東京都内で行われ、出演者の仲間由紀恵、町田啓太と脚本を手掛ける田渕久美子氏ほかが出席した。

 本ドラマは、同局の連続ドラマ枠“ドラマ10”初めてとなる連続20回の長期作。仕事はできるが人望がなく上から目線の“美女”(仲間)と、若くてイケメンだがやる気がない“男子”(町田)が思いがけず出会い、未知の世界である芸能界の頂点を目指して戦う2人の物語。

 仲間は「初めてのマネジャー役です。つい去年は伯爵令嬢の役をやっていたのが現代に戻りました」と自身が出演した連続テレビ小説「花子とアン」を引き合いに語り、「撮影が始まって2カ月。初めは気は強い、人望はない、そんな女性をどのようにパワフルに演じようかと思いましたが、思い切ってやってくれというアドバイスを受けて思い切って嫌なやつをやらせてもらっています。結構楽しかったです」と笑顔を見せた。

 「新人俳優という役どころですが、まさに僕も今、新人俳優として日々勉強させていただいています。等身大の自分でしっかり勝負してこの役と向き合い、成長していければ」と意気込みを語った町田は、仲間とは「花子とアン」ですでに共演していた。「その時はご令嬢で、今はマネジャー。大先輩の仲間さんがマネジャーとして僕のお芝居をずっと見ているという緊張感の中でやらせてもらっています」と笑いを誘った。

 また、仲間演じる一子の出向先である芸能プロダクションに所属する歌手役で高橋ジョージも出演。報道陣から「現場でジョージさんは元気ですが?」と質問が飛ぶと、仲間は「気合を入れて取り組んでらっしゃいます」と答え、「何かアドバイスはしましたか?」との問いには「アドバイスなんてそんな……」と首を横に振り、否定していた。

 ドラマはNHK総合で4月14日午後10時から毎週火曜オンエア(連続20回)。


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