【2.5次元】犬たちの成長物語を描いた「銀牙-流れ星 銀-」が舞台化 “犬”を演じる佐奈宏紀&郷本直也が語る「誰も見たことがない完成図」

2019年2月22日 / 16:22

-郷本さんは自分がベンを演じると聞いて、どう感じましたか。

郷本 お話を聞いたときに、僕は赤カブト(熊)だろうなって思っていたんですよ(笑)。周りもそう思っていたようで、いろいろな人から「熊をやるの?」って聞かれました(笑)。でも、実際にはベンだというので、喜びももちろんありましたが、「熊じゃないんだ。俺、犬いけるのか?」って、いろんな思いが湧きました(笑)。ただ、ベンは兄さん的な立ち位置で、ドシッと構えて何でも受け入れるというキャラクターなので、自分がそういう年齢になったんだなとも感じました。だから、この役がいただけたんだなとも思うので、納得はしました。

-ビジュアルについてはいかがですか。(※インタビュー時はビジュアル撮影前)

佐奈 あの漫画を見て、あの犬の絵を見て、よくこんな衣裳が出来上がったなと思います。だって、原作は裸ですよ?(笑)。そこから発想して、いろいろなものを足していって…。でも確かに、衣裳を着ると「あ、これは銀だ」って思えるんです。

郷本 そうなんですよ。原作にもどこにも、人間が演じているような絵は描かれてないんです。でも、メークさんや衣裳さんたちが、原作を読み、犬種の特徴も捉えながら擬人化した結果がこうなりました。今、楽しみで仕方ないです。誰もが知らない完成図が出来上がるはずなので、期待しかない。

-最後に読者へのメッセージを。

郷本 夏の舞台になりますが、2019年で一番衝撃を与える作品になればいいなと思っています。昨今は、暑苦しい男がたくさん出てくる作品は少ないですが、この作品はまさに「男くさい」作品になると思います。そんなのも楽しいなって、皆さんの印象に残ればいいなと思っております。

佐奈 最近は、コメディー系の作品に出演することが多かったので、シリアスな、がっつりお芝居をする作品が個人的に楽しみです。これまでの舞台を通して勉強してきたことをやっと出せると思いますし、成長した姿を存分に発揮できると思います。…とはいっても、まだ私も21歳なので、どうか温かい目で見てもらえればと思います(笑)。

(取材・文/嶋田真己)

舞台「銀牙 -流れ星 銀-」~絆編~は、東京公演が7月6日〜15日、神戸公演が7月20日〜21日に上演。
公式サイト https://www.ginga-stage.com/

銀役の佐奈宏紀 (C)高橋よしひろ/集英社・舞台「銀牙 -流れ星 銀-」

ベン役の郷本直也 (C)高橋よしひろ/集英社・舞台「銀牙 -流れ星 銀-」

 

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