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アニメ「機動戦士ガンダム00」」を原作とした舞台『機動戦士ガンダム00—破壊による再生—Re:Build』が2月15日から上演される。本作は、西暦2307年の地球を舞台に、武力での戦争根絶を掲げた私設武装組織・ソレスタルビーイングの戦いを描いた物語。刹那・F・セイエイ役の橋本祥平とティエリア・アーデ役の永田聖一朗、グラハム・エーカー役の前山剛久に、本作に懸ける思いや、熱いガンダム愛、そしてそろって出演した2.5Dオフィシャル番組「What’s 2.5D?」の収録を終えた感想を聞いた。
前山 僕は大好きで、以前に(橋本)祥平とアニメの話をしていたときにも、「00を舞台化したら絶対いい作品になると思う」って話をしていたぐらいなんです。でも、まさか本当に舞台化されるとは思っていなかったので驚きましたし、出演できることになってうれしかったです。
前山 いや、グラハムをやるとは思っていなかったです。当時は、(鮎川太陽が演じる)アレルヤ・ハプティズムを演じたいなって思っていました。でも、今回、アニメを見返したり、台本を読んだりして、やっぱりグラハムはかっこいいですし、良かったなって思っています。
橋本 僕は、子どもの頃にガンダム作品を通ってこなかったんです。姉と妹がいたので、どちらかというと女の子が好むアニメを見ることの方が多くて…。でも今回、この作品のお話を頂いて、初めて見たら、めちゃめちゃ衝撃的でした。見ていると、自分の中の熱いものが目覚めるんですよね。
前山 分かる分かる! 戦争を根絶しようって気持ちになるんだよね(笑)。紛争なんかするなよ!って。
橋本 なるなる(笑)。自分もそんな熱い思いを持っていたんだって、うれしくなりました(笑)。今は大ファンです。
橋本 そうですね。ただ、僕自身は、あまり座長だからという思いはないんです。台本を読んでも、キャラクターそれぞれがピックアップされているので、みんなが主役だと思いましたし、橋本自身もみんなを引っ張っていくタイプでもないので、一丸となって作品を盛り上げられたらいいなと思います。
永田 初めて見たのは小学校のときでした。当時はただ単にアクションがかっこいいって思っていただけですが、出演が決まってから改めて見ると、深い人間ドラマが描かれた作品なんだと感じました。まさか自分がティエリアを演じるとは思っていませんでしたが、成長していくキャラクターを表現できるように頑張りたいです。
前山 アニメに忠実ではありますが、舞台版なりの解釈も加わっています。
橋本 僕は、そこもまた面白いと思いました。めちゃめちゃ熱い仕上がりになっていると思います。
前山 それから、皆さんが一番気になっているのは、ガンダムがどう表現されるかだと思いますが、そこは僕たちも、かたくなに言わないことにしています(笑)。本番まで楽しみにしていただきたいので。
永田 それぞれのキャラクターが立っているので、どの視点から見ても楽しめるのも、この作品の魅力だと思います。
前山 それはもう、顔面です(笑)。
橋本 そこですね(笑)。
前山 でも、キャラクターが本当に魅力的なんですよ。「00」は誰が見ても楽しめる作品になっていると思います。もちろん、イケメンキャラが出ているから、女性から見ても楽しいというのもあると思いますが、女の子のキャラクターもたくさん出ているので、その女の子キャラクターの目線で見るのも楽しいと思います。
橋本 とりあえず、アニメを1話見ていただけたら!
永田 迫力ある戦いも見どころになると思います。舞台でも、戦闘シーンは音や映像、役者の動きが相まって、命のやり取りをしていることを肌で感じていただくことができると思うので、注目してもらいたいです!