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阪本奨悟 (C)エンタメOVO
優しいところです。言葉にするとすごく薄っぺらく感じますが、僕だったら自分の家族が殺されたら恨み殺してやると思ってしまうかもしれません。心が歪んでしまってもおかしくない状況なのに、炭治郎は純粋で真っすぐなままでいられる。もちろん葛藤もあったとは思いますが、それを乗り越えて前を見ることができる炭治郎を尊敬しています。自分もそうありたいと思わせてくれるところが僕は大好きです。
演じていて1番楽しいなと思う瞬間は、やっぱりお客さまから拍手をいただいたときです。それまでは苦しいことももちろんあります。舞台化されるときには、原作漫画に根強いファンがたくさんいますし、すでにアニメが放送されていることも多いので、そのキャラクターの人物像がすでに完成されていることが多いんです。完成されているキャラクターを演じるというのは、それだけですでにハードルがあって、なんとかそれを越えようという稽古場では必死に努力をしています。なので、いざ本番を迎えて拍手をいただけたり、お客さんが納得してくれたんだという思いが伝わってくるとすごくやりがいを感じます。お客さんの気持ちって、本当に伝わってくるんです。
迷ったときはそうします。稽古場に漫画を置いていただいている場合は、それを読み返して、家に帰ったら自分の漫画をまた読み返して。こう動いているのではないか、こういう表情をしているのではないかと考えて、いわゆる“行間を埋める”作業をしていきます。アニメになっている作品は、アニメも見ます。そこに“答え”があるので。オリジナルキャラクターを演じるとなったら、そうしたプロセスはまた変わると思いますが、原作がある作品に関してはそこに立ち返り、向き合う時間を僕はすごく大事にしています。
今回は善逸と伊之助がいない戦いになります。それは舞台「鬼滅の刃」では初めてのことなので、これまでとはまた違った魅力が生まれると思います。今回は、不死川玄弥や柱の二人、甘露寺蜜璃さん、時透無一郎と共闘するという新しい戦いの構図になっているので、そこで生まれるその人間関係やその関係性が深まっていくさまが見どころの一つになるのかなと僕は思っています。玄弥と炭治郎は真逆の性格をした人物ですが、その二人が共闘する中で、お互いのことを認め合っていく姿にも注目していただけたらと思います。
(取材・文・写真/嶋田真己)
舞台「鬼滅の刃」其ノ伍 襲撃 刀鍛冶の里は、4月11日~20日に都内・天王洲 銀河劇場、4月25日~27日に兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobeで上演。
映画2026年3月21日
それから10年。今回の授賞式でも、『罪人たち』のほかにもさまざまな「初」を目にすることとなった。国際長篇映画賞では、『センチメンタル・バリュー』がノルウェー映画「初」のアカデミー賞を受賞。歌曲賞では、『Golden』(『KPOPガールズ! … 続きを読む
映画2026年3月21日
-今のお話に出た「ゴジュウジャー」第1話、第2話に堤なつめ役で井内さんが出演したことは放送当時、大きな話題となりました。当時は、どんなお気持ちで撮影に臨みましたか。 井内 最初は「ゴジュウジャーに出演する」としか聞いていなかったので、大也役 … 続きを読む
ドラマ2026年3月16日
-トキとヘブンの平凡な日常の中にある幸せを丁寧に描いている点も、「ばけばけ」の大きな魅力です。劇中、その象徴のように使われているのが、しじみ汁を飲んだトキが満足そうに口にする「あー…」という言葉と、スキップです。この二つはどこから思いついた … 続きを読む
映画2026年3月13日
3月15日(日本時間3月16日(月))、映画の祭典・第98回アカデミー賞授賞式が、アメリカのロサンゼルスで開催される。今年は人種差別に対する風刺を交えたアクションホラー『罪人たち』が16ノミネートで、最多記録を更新したことが大きな話題とな … 続きを読む
映画2026年3月12日
-おススメの作品は。 ボーイズグループを追った『THE LAST PIECE -Glow of Stars-』と、脚本家の野島伸司さんに密着した『野島伸司 いぬ派だけど ねこを飼う」、『ブルーインパルスの空へ』は比較的分かりやすいと思いま … 続きを読む