エンターテインメント・ウェブマガジン

山田杏奈(C)エンタメOVO
野田サトル先生がきちんと時代考証や文化考証を踏まえて描かれた原作をリスペクトし、映画も今回のドラマ版も、しっかり考証した上で表現しています。その中で、アイヌ文化には、いろんなものを無駄にしない合理的な考え方が根付いているんだなと、演じながら実感していました。ほかにも、自然との共生など、いろんな考えを日常の中で実践している点がとても興味深かったです。また、工芸的な部分では、アシㇼパの着物なども、刺しゅうの一つ一つに至るまで、精巧に作られていてとてもすてきで。そういう部分も細かく作り込んでいるので、注目していただければより深く作品を楽しめると思います。
毎回、埋蔵金のありかを示す暗号を彫られた“刺青囚人”たちが登場するのですが、その癖の強いキャラクターは見どころです。しかも、それぞれのキャラクターたちが活躍しながら物語もしっかり進んでいくので、毎回すごく面白くなっています。中でも、私のお気に入りは第2話に登場する辺見和雄(萩原聖人)です!
「札幌世界ホテル」が舞台となる回は、印象的でした。ホテルのセットが本当にからくり屋敷のようになっていて、撮影前に見学したとき、みんな「おおっ!」と驚いたくらいで。スタッフの皆さんも頑張っていたので、映像的にも面白いものになっていると思います。家永カノ(札幌世界ホテルの女将)役の桜井ユキさんも、とてもすてきでした。
「ニシン漬け(身欠きニシンを野菜と一緒に米麹で漬け込み、発酵させた食べ物)」が、ものすごくおいしかったです。この作品に出てきた料理の中では、一番好きです!
鹿の毛皮を背負うとき、頭に掛ける“サラニプ”という道具がものすごく重くて…。首を後ろに持っていかれそうになりながら、頑張って撮影しました。あれを何気なく掛けているアシㇼパは、きっとものすごく鍛えているんだろうな…と思いながら演じていました(笑)。ぜひ注目してください!
(取材・文・写真/井上健一)

(C)野田サトル/集英社 (C)2024 WOWOW
「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」
WOWOWにて毎週日曜午後10時より独占放送・配信中(全9話)
第1話は無料配信中
映画2026年1月21日
-章太郎役の毎熊克哉さんの印象は? 毎熊さんはすごく優しいんです。人として優しいだけではなくて目の奥が優しいんです。お芝居をしながら、何か毎熊さんの目の奥に光が見える感じがして。その光をたどってお芝居をしていたような印象があります。つらい … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年1月21日
-第2弾に向けての課題は? 今回から参加される新たなキャストの方も多いので、どのように関係性を作っていくのかが大切になってくると思います。前回は、同世代のキャストが少なかったのですが、今回は僕と同じようにアーティスト活動をしながら俳優をし … 続きを読む
ドラマ2026年1月20日
志田未来が主演する火曜ドラマ「未来のムスコ」(TBS系)が、1月13日から放送中だ。本作は、阿相クミコ氏・黒麦はぢめ氏の人気漫画をドラマ化。“定職なし、貯金なし、彼氏なし”の崖っぷちアラサー女子・汐川未来(志田)が、ある日突然5歳児・汐川 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年1月17日
-ミュージカルでは歌とダンスがありますが、今、どんな心持ちで準備をされていますか。 すごくラッキーなことに、僕は(2025年の)2月までダンスを踊っていたので、5年前にミュージカルに出演したときより、相当、レベルが上がっていると思います。 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年1月16日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 語りは、土地と人を結び直します。 … 続きを読む