山田杏奈「『ゴールデンカムイ』愛にあふれたチームでした」大ヒット映画の続編がスタート!「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」【インタビュー】

2024年10月7日 / 11:50

 野田サトル氏の大人気コミックを原作にした大ヒット映画『ゴールデンカムイ』。明治末期の北海道を舞台に、日露戦争の激戦を生き抜いた“不死身の杉元”こと元兵士の杉元佐一(山﨑賢人)と魅力的なキャラクターたちの出会いを描いたこの作品に続き、アイヌの埋蔵金を探す冒険が本格的に幕を開ける。それが、10月6日(日)からWOWOWで独占放送・配信スタートした「連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」(全9話)だ。

 映画に続き、杉元や脱獄囚・白石由竹(矢本悠馬)と共に埋蔵金を探すアイヌの少女・アシㇼパを演じるのは山田杏奈。映画でも好評を博したアシㇼパ役への思いとドラマ版の見どころなどを語ってくれた。

山田杏奈【ヘアメーク:菅長ふみ(Lila)、スタイリング:中井彩乃】(C)エンタメOVO

-映画でも山田さんのアシㇼパははまり役でしたが、お客さんの反響をどのように受け止めましたか。

 SNSなどで「アシㇼパが山田杏奈で良かった」と書いてくださる方も多く、ものすごく安心しました。やっぱり、原作のある作品は、ファンの方がどんなふうに感じるのか、気になりますから。

-サバイバルスキルの高いアシㇼパを演じる上で、どんな準備をしましたか。

 私にはアシㇼパのようなスキルはないので、動物を解体する動画やジビエを食べる動画をものすごくたくさん見て勉強しました。元々、私は埼玉の自然豊かな土地で育ち、子どもの頃は野原を駆けまわっていたので、そういうものにあまり抵抗がないんです。ただ、それが日常のこととなるとまた違ってくるので、撮影中も空き時間にはできるだけ土や草、雪に触れ、体になじませるようにしていました。自分の中で「汚れた」という感覚にならないようにしたくて。

-本作の舞台は雪に覆われた北海道ですが、雪の中での撮影はご苦労も多かったのでは?

 大変でした。アクションはもちろんですが、普通に歩くだけでも、足が埋まったり、滑ったりするので。しかも、雪原は一度入ると足跡が残るので、本番だけ雪に入るようにしたり、逆に足跡が残っていたらみんなで一斉に消したり、普段の撮影より気を遣うことが多くて。ただ、私自身は昔から夏の暑さより、冬の寒さの方が得意なんです。アシㇼパの衣装が暖かかったことにも助けられました。

-その点、撮影ではキャストやスタッフのチームワークが普段よりも重要になってきそうですね。

 そうですね。ただ、映画版とドラマ版を同時に撮影していたため、期間が長かったこともあり、みんな仲が良く、一丸となって取り組んでいました。しかも、現場のいろんなところにイラストが貼ってあるなど、スタッフの皆さんを含め、「ゴールデンカムイ」愛にあふれたすごくいいチームで。漫画の表現をどうやって実写で再現するか、監督と相談しながら、みんなで一生懸命、丁寧に作っていました。

(C)野田サトル/集英社 (C)2024 WOWOW

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

唐沢寿明「原点回帰をした感じがしました」『トイ・ストーリー5』【インタビュー】

映画2026年7月3日

 おもちゃと子どもの絆を描いてきたディズニー&ピクサーの人気シリーズの最新作『トイ・ストーリー5』が、7月3日から全国公開された。現代的なテクノロジーというかつてない脅威に、おもちゃたちが手を取り立ち上がる姿を描いた本作で、30年来、主人公 … 続きを読む

【映画コラム】6月の公開映画から

映画2026年7月3日

「シラート」(6月5日公開)★★★ スペイン産の異色ロードムービー  砂漠でのレイブパーティー(音楽イベント)に参加したまま行方が分からなくなった娘を捜すため、ルイスは息子のエステバンと共にモロッコの山岳地帯から砂漠の奥地へと車を走らせる。 … 続きを読む

「豊臣兄弟!」第25回「変事の予兆」家臣を追放した信長の孤独【大河ドラマコラム】

ドラマ2026年7月2日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。6月28日放送の第25回「変事の予兆」では、天下統 … 続きを読む

ケナ・ハリス共同監督&リンジー・コリンズプロデューサー「おもちゃたちがデバイスのことをどう思うのかという視点がとても面白い」『トイ・ストーリー5』【インタビュー】

映画2026年7月1日

 ボニーのもとで暮らすバズやジェシーたちの前に、最新型の電子タブレット「リリーパッド」がやってくる。多機能なデバイスに夢中になるボニーの姿を見たおもちゃたちは自分たちの存在意義に疑問を抱き始める。おもちゃと子どもの絆を描いてきたディズニー& … 続きを読む

山下リオ「それぞれの愛の形を、まざまざと見せつけられるような映画になっていると思います」『遺愛』【インタビュー】

映画2026年6月30日

 父の死を契機に母の介護を始めた女性の周囲で、次々に起こる異変。それは、母の抜け殻に入り込んだ“何か”による呪いなのか、それとも、介護に疲れ追い詰められた女性の心の闇が生んだ虚構なのか…。酒井善三が監督し、テレビ東京プロデューサーの大森時生 … 続きを読む

page top