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自分への誕生日プレゼントにもなるので、すごくうれしいです。プロデューサーにも「公開日を(誕生日の)7月12日にしませんか?」と冗談を言っていたくらいで(笑)。
自分を貫くことは大切ですが、頑固になりすぎず、時には柔軟性も必要だと思っています。僕も性格は頑固な方で、俳優を目指したきっかけがテレビドラマだったこともあり、デビュー前にレッスンを受けていた頃は「ダンスやほかのことはやりたくない。演技だけやりたい」と思っていたんです。でも、そうもいかず渋々レッスンを受けていたら、ダンスで鍛えたリズム感がアクションに生かされるなど、今になって思わぬ形で役立つことも多くて。だから、自分の芯さえぶれなければ、周囲の状況に柔軟に対応していく方が、いい結果につながることが多い気がします。
しかもその言葉は、大也にも通じます。大也も、自分の芯になるものはありますが、周りの仲間が自分の予想を超えてきたときは、それを受け入れる柔軟さも持っているので。
「最初は興味なかったけど、やってみたら楽しくて好きになった」ということも、世の中にはたくさんあると思うんです。僕も元々、体を動かす方が好きなタイプで、じっと座って映画を見るのは苦手だったんです。でも、この仕事をする上で勉強のために映画を見始めたら、いつのまにか大好きになって。それから積極的にいろいろな映画を見ているうちに、人間ドラマに心動かされることも多くなり、自分の引き出しも増えてきました。今振り返ってみると、やってよかったなと。
だから、「面白くないけど、やれと言われたからやる」というネガティブな考え方でなく、「どうしたらこれを楽しめるかな?」と前向きな姿勢で、新しいことに挑戦していくといいのではないでしょうか。そうすれば、いつの間にかそれが好きになり、そこから新しい道が開けていくこともきっとあるはずです。
映画単独で完結する物語なので、テレビシリーズをご覧の方だけでなく、初めて「ブンブンジャー」に触れる方にもピッタリだと思います。サーキット場が苦魔獣になったり、過去の苦魔獣軍団が復活したり、アクションもパワーアップしたりと、大きなスクリーンにふさわしい迫力満点の作品に仕上がっています。僕自身、大好きなアクションに挑戦したシーンもあるので、ぜひ劇場で楽しんでください。
(取材・文/井上健一)
映画「ガッチャード・ブンブンジャー」製作委員会
(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 (C)テレビ朝日・東映AG・東映
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